NTT、測定器なしで光ファイバ伝送路の状態を可視化できる技術を開発
マイナビニュース / 2024年8月21日 7時15分
今回の技術の実証は、NTT研究所とNECアメリカ、デューク大学が共同で実施。デューク大学周辺のフィールドに敷設した光ファイバ網を用いて行っている。
それぞれ54km前後の3つの光ファイバ網を用いるとともに、商用の800Gbpsトランスポンダを利用。高密度のWDM伝送を行い、フィールド敷設の光ファイバ中における複数の異常損失を、位置の特定および推定することに成功したという。「微小な光パワーの損失にも反応しており、高精度の推定が可能になっていることが示された」と述べた。
NTTでは、今回の技術を活用することで、IOWN APNやデータセンター接続網における迅速なネットワーク構築や、オペレーションを可能にすることができると見ており、独自の光ネットワーク可視化技術を深化させることで、デ ジタルツインによる光ネットワークの自動運用の実現に向けた研究開発を進めていくという。
大河原克行 1965年、東京都生まれ。IT業界の専門紙「週刊BCN (ビジネスコンピュータニュース)」の編集長を務め、2001年フリーランスジャーナリストとして独立。電機、IT産業を中心に幅広く取材、執筆活動を行う。著書に「ソニースピリットはよみがえるか」(日経BP社)、「松下電器 変革への挑戦」(宝島社)など。 この著者の記事一覧はこちら
(大河原克行)
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