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キリンビール、ジンの新商品『KIRIN Premium ジンソーダ 杜の香』発売へ

マイナビニュース / 2024年8月21日 18時27分

画像提供:マイナビニュース

キリンビールは8月27日より新ブランド『KIRIN Premium ジンソーダ 杜の香(もりのか)』を全国発売する。ジンに欠かせないボタニカル「ジュニパーベリー」を100%使用しているのが特徴で、メインターゲットは30~40代の「甘くないRTDを求める層」。担当者は「まるで森の中で深呼吸をするようなスッキリとした清涼感が楽しめる、甘くないジンソーダになっています」とアピールする。

○■どんな商品になった?

『KIRIN Premium ジンソーダ 杜の香』は、ジュニパーベリーならではの爽やかな清涼感にレモンとライムが香るジンソーダ。全国で販売する350ml缶の実勢価格は190円前後、500ml缶は263円前後を想定している。アルコール分は7%。

そして同日より『KIRIN Premium GIN 杜の香』(700mlびん)も発売する。価格は3,600円。アルコール分は45%で、炭酸で割る、あるいはトニックウォーターなどでアレンジして飲むことを想定している。こちらはキリン公式オンラインショップ「DRINX」および会員制ビールサービス「ホームタップ」内での限定販売となる。

○■甘くないRTDの需要を狙う

商品の開発背景について、キリンビール マーケティング部の松村孝弘氏が説明した。同氏によればコロナ禍以降、消費者の間には「シンプルなもの」「高品質なもの」「本質的な価値のあるもの」を求める傾向が強まったという。そして「健康意識や食中酒需要の定着から、RTDの味わいに対しても『雑味のない・クリアな味』『甘くない』『食事に合う』期待が高まっています」と松村氏。

RTD市場は右肩上がりで成長を続けており、2023年は2013年比で約2倍の販売規模まで拡大している。キリンは、そのなかで「甘くないRTD」を飲用する消費者は2,500万人以上いると想定。しかしハイボールなど原酒を使ったソーダも飲用する消費者は159万人にとどまっている。松村氏は「原酒ソーダ(ウイスキー、焼酎、ジンなど特徴のある原酒のソーダ割りのこと)は、ユーザー拡大に大きなポテンシャルがあります」と分析する。

そこでキリンビールでは”ポスト ハイボール”としてジンの魅力に着目。国内ジンの販売量(家庭用)はこの10年で2.2倍と増加しており「たくさんの方に飲んでもらえれば、さらに理解・関心を深めてもらえる可能性があります」(松村氏)と期待を寄せる。

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