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新「Ginza Sony Park」2025年1月オープン。1,050日間の工事記録を先行展示

マイナビニュース / 2024年8月22日 13時30分

画像提供:マイナビニュース

ソニー企業は、東京・銀座の旧ソニービルの建て替えプロジェクトの最終形となる、新しい「Ginza Sony Park」(銀座ソニーパーク)を8月15日に竣工、2025年1月にグランドオープン予定と発表。新築工事の記録展示イベントなどを開催する。

新しいGinza Sony Parkは地上5階、地下4階の鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC造)の建物。高さは33.86mで、「数寄屋橋交差点にあえて低く構えることで街に余白を生み出す」ことを外観の特徴としている。所在地は東京都中央区銀座5丁目3番1号。敷地面積は707.42平方メートル、延床面積は4,390.39平方メートル(地下4階は機械室など)。

旧ソニービルは「街に開かれた施設」をコンセプトに掲げ、1966年に開館。その角地には長年多くの人々に親しまれた10坪のパブリックスペース「銀座の庭」が存在した。新しいGinza Sony Parkは、この「銀座の庭」を継承・拡張させた「銀座の公園」として、都会の中に余白とアクティビティをもたらし、街や人に新たなリズムをつくっていくことをめざす。

旧ソニービルから新Ginza Sony Parkへの継承と拡張のプロセス、1,050日間の新築工事の記録を映像や写真で展示する「Ginza Sony Park プロジェクト展」を、数寄屋橋交差点下の西銀座駐車場(地下1階)にある「Sony Park Mini」で8月23日から9月29日まで開催する。営業時間は11時から19時(予定)。

新Ginza Sony Parkのグランドオープンに先がけて、竣工直後の建築を期間限定で公開する、建築内覧ツアーも開催する(8月30日〜9月1日)が、定員制・先着順のため、執筆時点では全日程満席となっている。

○新しいGinza Sony Parkの概要

ソニービルのリニューアルとして竣工した新しい「Ginza Sony Park」は、銀座の標準的な建物の半分ほどの高さにあえて低く構えることで、集積率の高い都会の中に余白と新しい景観を生み出す。

ソニービルならではの「街に開かれた施設」という設計思想と、都市機能と建物を有機的に結びつける「ジャンクション建築」、地上階のフロアを連続した空間でつなぐ「縦のプロムナード」といったユニークな建築的な要素も、Ginza Sony Parkに継承している。

旧ソニービルの角地には、“ソニースクエア”という10坪のパブリックスペースがあった。春にはガーベラの花を植え、夏には涼しげなアクアリウムを設置するなど、季節ごとに四季折々のイベントを開催するなど、「街に開かれた施設」の象徴となっており、ソニーのファウンダーのひとりでソニービルの創業者である盛田昭夫氏は、このパブリックスペースを「銀座の庭」と呼んだという。

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