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八芳園、日本全国でプロデュース事業スタート - 本館リニューアル計画も発表

マイナビニュース / 2024年8月23日 10時30分

八芳園グループの強みとして文化資産への理解と保有、文化資産活用のノウハウ、企業・団体・自治体などと連携・共創してきた実績、さらには事業を継続的に成長させてきた実績がある、と井上社長。そしてHAPPO-EN AREA PRODUCEは、すでに福岡・天神エリアにて今春スタートした、と明かす。

「警固神社の社務所ビル9階に次世代型の総合会場THE KEGO CLUB by HAPPO-ENをオープンいたしました。神前式、祈祷、祝祭などを提供している警固神社が100年後も市民に開かれた場所としてあり続けるため、今後も、より多様な人々の交流が生まれる場にアップデートしていきます」

ここで、「私たち八芳園グループはこれまでの知見を活かし、全国各地にある文化資産を再生し、そこに付加価値のあるソフトを乗せて、非日常体験を提供することで文化と経済をつないでいきます。HAPPO-EN AREA PRODUCEにより新しい町づくりを行い、日本が真の観光立国になるための後押しをしていきます」と、井上社長。

インバウンド需要を取り込むほか、MICEのニーズにも対応することで事業を持続的に成長させていく、と意気込む。

八芳園グループが100周年を迎えるのは19年後の2043年。これを踏まえた上で「現在の八芳園グループの総売上は100億円前後ですが、2030年度には120億円以上まで引き上げていきたい。そして公益も上げていきます。つまり連携協定先の皆さんのもとにも、きちんと収益が入るようなビジネスにします」と約束する。

なお、すでに連携協定を進めている自治体については、東京五輪2020大会において交流を深めた岩手県山田町のほか、岩手県久慈市、山形県長井市、福島県岩瀬郡鏡石町、栃木県那須塩原市、山梨県山梨市、徳島県板野郡松茂町、宮崎県宮崎市などを挙げている。
○■館内のリニューアルについて

この後、八芳園 取締役総支配人の関本敬祐氏が登壇し、館内のリニューアルデザインについて紹介した。八芳園は2025年3月から8月末まで約半年間ほど休館した後、2025年10月にリニューアルオープンを予定している。

新しい八芳園ウエディングのシンボルとなるのが、独立型挙式会場「Celebration Hall -The Garden- 」。円形に大きく開かれた天井開口から降り注ぐ光を水盤が鏡のように映し、さまざまな光の表情でカップルを祝福する。ウエディングの用途に限らず、例えば企業の入社式などにも利用できるという。

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