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「古い体質の会社でも変われる」kintoneの可能性とは? 3つの活用事例を紹介

マイナビニュース / 2024年8月27日 11時0分

「有料プラグインを使わないメリットも多い。限られた方法でアプリを作るため、kintoneのルールに詳しくなった。今となっては自分でカスタマイズもできるようになった。どんなに古い体質の会社でもkintoneで変われる」と、高橋さんは胸を張った。
入社3カ月目の新卒社員のkintone活用 ‐ 山辺事務機

複合機やオフィス家具の販売を手掛ける山辺事務機のプレゼンテーションには、入社3カ月目の新入社員2人(高井涼さんと竹内まほさん)が登壇した。

同社はkintone導入により、月の平均残業時間を約50時間削減、紙の年間使用量を約3万7500枚削減するといった成果を上げている。高井さんと竹内さんは、入社前に有給のインターンシップ形式として、kintoneのアソシエイト認定資格を取得。DX人材として迎え入れられ、入社後は新人ならではのkintone活用を模索した。

竹内さんが開発した「新卒社員日報」では、業務開始時間や業務内容に加えて、来年以降に入社してくる新人のために「後輩へのひとこと」という項目を設けた。「プレゼンは思っている0.7倍の熱量で話すべし」「試験を受ける時は勉強を始める前に試験日を先に設ける」といった新卒社員ならではの感想やアドバイスを記録している。

また2人は、先輩との交流を活発にするため、気軽に質問できる「Q&A」や日々のお礼を伝え合う「サンクスカード」といったアプリを作った。「一括更新のキーって何ですか?」という質問や、「いつも家具の案件をマメに管理していただいてありがとうございます!」といったお礼をアプリ上で気軽にできるようになった。

高井さんは「アプリ上での交流が増えることで、対面での質問もしやすくなり、先輩との交流が増えた」と語った。竹内さんは「社内にいない先輩にも質問でき、小さな感謝も伝えられるようになった」と話した。

2人は今後、kintoneの専門スキルを磨き、アソシエイトより上位の資格である「アプリデザインスペシャリスト」の取得を目指す。

高井さんは「kintoneの開発を担当することで、業務の理解が深まり、ベテラン社員と話すきっかけにもなる。社内での明確な役割もできた。今後もkintoneを活用することで爆速で成長するDX人材になりたい」と意気込みを見せていた。
(早川竜太)



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