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小籔千豊、吉本新喜劇座長時代は「楽しむなんて二の次だった」 重圧から解放されのびのび

マイナビニュース / 2024年8月26日 7時0分

――慕ってくれている人たちとの時間を大切に。

そうですね。芸人と飲みに行ったり仕事をするのが楽しいので。以前、相方が漫才をやめるという時に、この世界から離れて別の仕事をしようかなと思ったことがありましたが、芸人のみんなと離れ離れになるのが嫌だなと思い、自分は芸人と一緒に飲みに行ったり、楽屋でしゃべったり、仕事するのが好きなんだなと思いました。

――お笑いに関して具体的にどんな活動をしていきたいと考えていますか?

新喜劇で座長をしていた時は自分で台本を作っていましたが、座長ではなくなって僕の台本でお芝居することがなくなったので、自分で台本を作ってお芝居するイベントがやりたいですね。あと、「小籔大説教」という悩みを聞くイベントをやっていて、お客さんに望んでいただいている感じがあるので、続けていけたらいいなと。兵頭(大樹)さんとのトークライブも楽しいので続けていきたいです。これまでは「座長とは?」とか「やらなあかん」というのを考えていましたが、今は自由の身になって、本当に好きなこと、楽しいと思うこと、そしてお客さんが喜んでくれそうなことをやっていけたらと思っています。

――座長の時はやはり背負っているものが大きかったわけですね。

楽しむなんて二の次というか、楽しんじゃいけないんだぐらいの気持ちでしたが、その呪縛から解き放たれて、今は定年になってバカンスを楽しんでいる気分です(笑)。新喜劇という企業に勤めて係長か課長をしていたところから、吉本の一芸人になったような気がしています。

――最後にファンの方々にメッセージをお願いします。

この年になって応援してくれる人たちのありがたみをすごく感じています。エゴサーチをすると僕のことをボロクソ書いて異常に嫌っている人もいるのに、よう好きでいてくれるなと。応援してくれてありがとうございますといつも思っていますし、これからも引き続き応援してくれたらうれしいです。そして、コヤソニは日本で一番優しい人が集まっているフェスだと思っています。アーティストさんにとって出演したからといって自慢できるフェスでもないのに利害関係なしに出てくれて。芸人は僕が選んだおもろいメンバーが集まっていて、目利きに関してはよそのフェスには負けないと思っていますし、「フォートナイト」エリアもものすごいプレイヤーが集まっているので、ぜひ遊びに来ていただけたらと思います。

■小籔千豊
1973年9月11日生まれ、大阪府出身。大阪NSC(吉本総合芸能学院)12期生。2001年に吉本新喜劇に入団し、2005年に約4年という異例の早さで座長に就任。吉本新喜劇を全国区にしたいと、2011年に東京に進出。さまざまなバラエティ番組で活躍し、5人組バンド・ジェニーハイのドラムとしても活動。2022年8月の公演をもって吉本新喜劇の座長を勇退した。
(酒井青子)



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