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インディーゲームレーベル「ヨカゼ」の展覧会に参加! タイトルの世界観に浸れる空間で最新作を試遊

マイナビニュース / 2024年8月25日 16時46分

会場の片隅に目をやると、神社のおみくじのように白い紙が結ばれたフェンスがあった。スタッフに訊ねると、開発者へのメッセージを書くことができるのだそう。一般的な展覧会で見られる寄せ書きのメッセージボードとは異なり、ほかの参加者にメッセージの内容を読まれることなく、こっそりと想いを届けられるのが、なんともヨカゼらしくて素敵だ。展覧会に参加した方は、ぜひヨカゼへの想いを書き残してほしい。

開発中の『ピギーワン SUPER SPARK』を最速試遊プレイ!

今回の展覧会で一番驚いたのは、会場の中央に用意されたゲームの試遊エリアだ。一般的な試遊会で使用されるPCモニターではなく、なんとブラウン管テレビが3台用意されていた。学校の勉強机やビールケース、芝生の上にテレビが設置され、不思議な雰囲気を醸し出している。

展覧会では、これまでに発売されたヨカゼの作品に加え、現在開発中の2Dドットアクションゲーム『ピギーワン SUPER SPARK』をいち早く楽しめる。発売を心待ちにしている筆者もドキドキわくわくしながら席につき、早速ゲームをプレイしてみた。

『ピギーワン SUPER SPARK』は、音楽バンド「ずっと真夜中でいいのに。」のMVを担当したアニメーター・はなぶし氏と、『アンリアルライフ』の作者であるゲーム開発者・hako 生活氏がタッグを組み、制作されているタイトルだ。物語の主人公は「シャミィ」と「ユエズ」。2人は、ネオンきらめく廃墟の奥にある古代遺跡に落ちてしまい、そこで出会った不思議な力を持つ赤ちゃんと冒険の旅に出る。

試遊プレイでは、怪しげな雰囲気の地下通路ステージが登場。「ジャンプ」で段差や穴を飛び越え、横スクロールしながら奥へと進んでいく。ステージにはスライムのような敵やトゲトゲした障害物が配置され、それらに当たるとダメージを受ける。定期的に用意されたチェックポイントを通過すると、体力が回復。アクションが苦手な人が詰まらないよう、丁寧に設計されていた。

「ジャンプ」のほかにも、任意の方向へ加速しながらダッシュジャンプするギミックや、赤ちゃんが放つ電撃を利用して「カデン(家電)」を操作するギミックなど、さまざまなアクションが登場。生き生きと動くキャラクターがとても魅力的で、はなぶし氏の描くアニメーションをそのまま味わえる気持ちの良い操作感だった。

ステージの最後では謎の黒い怪物が現れ、赤ちゃんを狙って襲いかかってくる。ダッシュジャンプを使いながら必死に逃げ切ったところで試遊版はゲームクリアとなり、ティーザー映像が流れたあと、エンドカードが表示されてプレイが終了した。

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