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『光る君へ』吉高由里子、書道の成長実感「育てている感じが楽しい」『源氏物語』執筆開始で「集大成が始まる」

マイナビニュース / 2024年8月25日 20時45分

画像提供:マイナビニュース

『源氏物語』を生み出した紫式部の人生を描く大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合 毎週日曜20:00~ほか)はいよいよ後半に突入。吉高由里子演じる主人公のまひろ/紫式部が『源氏物語』の執筆をスタートさせ、内裏に上がって道長(柄本佑)の娘・彰子(見上愛)の女房として働き出すという大きな節目を迎えた。今後ますます書道シーンに注目が集まりそうだが、吉高は書道に苦戦しつつも成長を実感しているという。吉高にインタビューし、役や書道とどのように向き合っているか話を聞いた。

○利き手ではない右手で特訓「向き合う時間だけ応えてくれる」

2014年に連続テレビ小説『花子とアン』で主演を務めてから10年というタイミングでの大河ドラマの主演を務めている吉高。2022年5月に制作・主演発表会見が行われ、昨年5月にクランクインしてから約1年3カ月経った。

「1つの作品にこれだけ長く携わるというのは朝ドラ以来。朝ドラは10カ月で、それ以上になりますが、生まれて初めて経験することって大人になるとなかなか出会えない。今回巡り合わせでこういう機会をいただき、初めての一歩を継続中の日々です。『私が紫式部よ!』なんて思ったことはないですが、“パープルちゃん”と呼んだりして皆さんに愛されるキャラクターになればいいなと思いながらやっています」

利き手ではない右手で書道シーンに挑んでいる吉高。放送が始まる前は「泣きそうになりながら書いています」「書くシーンをなるべく減らしてほしい」と吐露していたが、今回のインタビューでは「目で見てわかる成長というのは書かなと思います」と手ごたえを口にした。

「作品が始まる半年前ぐらいからコツコツ練習してきましたが、第2回の書くシーンは今見ると目も当てられない字だったと思います(笑)。当時はまひろも10代で、今は40歳代まで演じていますが、役と一緒に吉高も成長したということですねと言われているので、向き合う時間だけちゃんと応えてくれるものだなと思いました」

紫式部として『源氏物語』を書き進めることになるが、吉高は「集大成が始まる」という感覚があると明かす。

「まひろとしては、仮名文字を中心に、道長との文通は漢字をやってみたりしましたが、仮名と漢字どちらも集大成が始まるなと。『源氏物語』は漢字も仮名も両方出てきますし、現代ではあまり使われていない変体仮名も出てきます。不思議なのがその変体仮名も読めるようになって、身についているのが怖いです。身についているのか、こびりついちゃっているのかわかりませんが(笑)。書に対するプレシャーもあったし、わからないものを覚えていく楽しみもありましたし、できないものができていくという、10代の頃に見ていたような自分の成長が30代半ばで経験できるとは思ってもなかったのですごくワクワクすることもありますが、本番は公開テストのような感覚で怯えながらやっています」

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