1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『光る君へ』吉高由里子、書道の成長実感「育てている感じが楽しい」『源氏物語』執筆開始で「集大成が始まる」

マイナビニュース / 2024年8月25日 20時45分

○柄本佑も「めっちゃ紫式部」と書道姿を大絶賛

本作では琵琶や乗馬などにも挑戦したが、一番苦労したのはやはり「書」だという。

「乗馬も難しくて、ジョッキーってすごいんだなと改めて思いましたが、一番難しかったのはやっぱり書かな。思ってもみない方向に線が行ってしまったりするので。この役をやる醍醐味でもあり、視聴者の皆さんが注目している部分だと思うので、緊張しますね」

書道シーンは手の震えとの戦いでもある。

「手の震えは日によって違うんです。練習時間は本番の10分前で、10分で仕上げてくれという謎のプレッシャーがあって(笑)。本当は30~40分ぐらい稽古すると手が温まって線が安定してくる感じがありますが、現場を30~40分も止められないので、10分でちゃんとできるようにするには家でコツコツやるしかないんです。家でできても本番だとスタジオの湿度とか風とかで墨の乾き方が変わってきて、家と同じようにいかない時があるので、スタッフの皆さんに『お祈りしていてください!』と言って本番に臨んでいます」

今でも緊張しながら書道シーンと向き合っている吉高だが、利き手の左手よりも右手のほうがうまく書けるほどになっているようだ。

「今、左手で筆は無理だと思います。右手で持つのと左手で持つのとでは筆の毛先の向きが変わるみたいで、左で書いたら全然違う字になっていくと思います。自分もそうですが、筆も育てている感じがすごく楽しいです。嫌ですけどね(笑)。いつも『いや~!』って叫びながらやっています」

道長役の柄本佑も「めっちゃ紫式部」「超紫式部」「以前、目にした紫式部の石像そのまんま」と大絶賛している吉高の書道姿。紫式部らしさを出すために意識していることはあるのか尋ねると、「会ったことないのでわからないですよ! 日本で一番有名な歴史上の女性なのに、こんなに情報ないの!?」と笑い飛ばした。

○女房装束の大変さを吐露「どこで何しているのか全部丸出しに」

彰子が暮らす藤壺へ上がり、女房として働きながら執筆することに決めたまひろ。吉高は衣装が女房装束に変わって身動きが取りづらくなったと吐露する。

「為時邸にいた時のほうがはるかに身動きが取りやすい。(衣装の)幅が大きいので隠れていようと思っても隠れられない。どこで何しているのか全部丸出しになってプライベートがないよ! って感じです(笑)」

9月1日放送の第33回「式部誕生」から藤壺での新たな生活が描かれていく。吉高は「いよいよだなと。衣装も変わりましたし、場所も変わりましたし、毎日見ている風景もガラッと変わったので、自分で用意せずとも第2章に押し出されたような気がしました」と話していた。

■吉高由里子
1988年7月22日生まれ、東京都出身。2006年、『紀子の食卓』で映画デビュー。2008年に『蛇にピアス』で主演し注目を集め、2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』でヒロインを務める。近年の主な出演作は、ドラマ『最愛』(21)、『風よ あらしよ』(22)、『星降る夜に』(23)、映画『きみの瞳が問いかけている』(20)、『風よ あらしよ 劇場版』(24)など。

(C)NHK
(酒井青子)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください