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吉川明日論の半導体放談 第311回 GelsingerはIntelを復活に導くか?

マイナビニュース / 2024年8月28日 7時30分

AI分野が今後の半導体ビジネスを牽引する中心プラットフォームとなるのは明らかだが、最も利益率の高いデータセンターやクラウド側のビジネスの中心はすでにNVIDIAに握られている。

AIは今後エッジ側にその普及の主軸を移すと考えられるが、エッジ側のAI半導体ビジネスは基本的に組み込み分野で、利益率の上限は限られている。インタビュー記事で、GelsingerはGAFAMなどのプラットフォーマーが自社開発するAIチップの生産委託ビジネスを期待しているという発言があったが、この分野はあくまでカスタム仕様のビジネスで、歴史的に大きなセグメントになったことはない。この辺の事情はGelsingerが一番心得ている事だと察する。

「計画は順調に推移している」、と繰り返すGelsingerであるが、何が頭に去来しているのかは本人のみぞ知るである。

吉川明日論 よしかわあすろん 1956年生まれ。いくつかの仕事を経た後、1986年AMD(Advanced Micro Devices)日本支社入社。マーケティング、営業の仕事を経験。AMDでの経験は24年。その後も半導体業界で勤務したが、2016年に還暦を機に引退を決意し、一線から退いた。 この著者の記事一覧はこちら
(吉川明日論)



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