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日本版“小米之家”への布石? シャオミがライフスタイル製品を大幅拡充する理由

マイナビニュース / 2024年8月29日 16時54分

画像提供:マイナビニュース

シャオミ・ジャパンは、8月28日に「Xiaomiライフスタイルコレクション」と銘打った発表会を開催し、スーツケースなどの非電化製品を含む新製品を発表しました。発表されたのはチューナーレステレビが3モデル9製品、ゲーミングモニターやその周辺機器が5製品、Bluetoothスピーカーが2製品、ロボット掃除機などのスマート家電が6製品、スーツケースや充電式ライトといったライフスタイル製品が9製品。トータル31もの新製品を一斉に発表するのは、同社史上初とのことです。

シャオミ・ジャパンのオンラインストアを覗けば一目瞭然ですが、同社の日本国内における製品ラインナップは、2024年に入ってから急増しています。これまでシャオミといえばお手頃価格のスマホというイメージがありましたが、この5月にはライカと共同開発したカメラを搭載するフラッグシップモデルの「Xiaomi 14 Ultra」を国内でも発売し、注目を集めました。

シャオミ・ジャパン プロダクトプランニング部 本部長の安達晃彦氏によれば、「Xiaomi 14 Ultra」の高いカメラ性能に対する日本のメディア/ユーザーの反響は大きく、「最高峰の商品を日本のお客様にお届けしたことで、(シャオミに対する)お客様の認知が飛躍的に高まった」と言います。

「Xiaomi 14 Ultra」の発売後はユーザーとのコミュニケーションにも注力していて、若いクリエイターに向けたフォトコンテスト「Xiaomi U30 Photo Contest 2024」やワークショップなど、多数のイベントも実施されています。同コンテストを経て選ばれたクリエイターが撮影した作品は、近々交通広告などで展開予定だそうです。

そうした反響もあり、2024年4月~6月の第2四半期には、アップル、サムスンに続き「スマートフォンの国内出荷台数で、第3位に躍り出ることができた」と安達氏。「日本市場に参入以来、ひとつのマイルストーンになった」と話します。

そして7~8月にかけては、スマホやタブレット、スマートバンドやワイヤレスイヤホンといったウェアラブル製品だけでなく、ボールペンやサングラスといった非電化製品を含むライフスタイル製品も、相次いで発売されました。SNSなどでは「シャオミがなぜボールペン?」という声もあったそうですが、実はシャオミはグローバルでは、スマート家電やIoT関連機器など幅広い製品を展開しています。

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