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「ホテル・旅館」宿泊時の戸惑いあるある、1位は? - 2位ドライヤーの風圧が弱い、3位使い終わったタオルの置き場所に困る

マイナビニュース / 2024年9月6日 12時53分

全回答者(1,000名)に、これまでに、ホテル・旅館の客室でニオイが気になったことがあるか聞いたところ、「気になったことがある」は74.6%、「気になったことがない」は25.4%となった。衛生面の管理や快適性の維持のため大多数の宿泊施設が清掃業務に日々注力するも、宿泊者の大半は客室内における不快なニオイを経験しているという実状が明らかになった。ニオイはホコリやシミなどと違い目に見えず、施設の清掃管理者・担当者の感覚にニオイ対策が委ねられているケースが多いことも一因だと考えられる。また、宿泊施設においてニオイの発生原因は様々かつ無数にあるためその対策も多岐に渡る。全ての宿泊者が心地よく快適に滞在できる空間を維持するための、客室内のニオイ対策の難しさがうかがい知れる結果となった。

○ホテル・旅館の客室で気になったことがあるニオイ 部屋では「カビ臭」が1位

ホテル・旅館の客室でニオイが気になったことがある人(746名)に、これまでに、ホテル・旅館の客室で気になったことがあるニオイを聞いたところ、「部屋(トイレ・浴室除く)」については「カビ臭」(59.7%)が最も高くなり、「ホコリっぽいニオイ」(48.9%)、「建材のニオイ」(17.4%)が続いた。「トイレ・浴室」については「カビ臭」(46.5%)が最も高くなり、「排水・下水のニオイ」(42.4%)、「シャワーカーテンの生乾き臭」(33.5%)が続いた。部屋や水回りのカビ臭さが気になったという人が多いようだ。

○「部屋のニオイが宿泊施設の満足度に影響する」89%

全回答者(1,000名)に、宿泊施設のニオイについて、宿泊施設の満足度にどのくらい影響するか聞いた。「部屋のニオイ(トイレ・浴室除く)」では、「非常に影響する」が58.4%、「やや影響する」が30.5%で、合計した「影響する(計)」は88.9%、「全く影響しない」が1.2%、「あまり影響しない」が2.6%で、合計した「影響しない(計)」は3.8%、「どちらともいえない」は7.3%だった。大多数の人が、部屋のニオイによって宿泊施設の満足度が低下すると考えているようだ。

客室内の設備についてみると、ニオイが満足度に「影響する(計)」と回答した人の割合は、「寝具のニオイ」では89.0%、「トイレのニオイ」では89.8%、「浴室のニオイ」では88.8%、「クローゼット・押入れのニオイ」では75.6%となった。準備された寝具やそれらが収納される押入れ、入室後すぐに使うクローゼット、宿泊者が何度も使うトイレや浴室など、いずれにおいても大多数の人が満足度に影響すると実感していることが明らかになった。部屋はもちろんのことだが、宿泊者が接する客室内の全ての備品や設備・空間に至るまで、丁寧なニオイ対策が宿泊者から求められている実態が明らかになった。

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