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ソニー元CEO・平井一夫が東京都の中高生に講演 - アイデアの発想法を伝授

マイナビニュース / 2024年9月5日 10時55分

画像提供:マイナビニュース

企業・NPO・学校・区市町村などと連携し、子どもの笑顔につながる様々なアクションを展開している東京都の「こどもスマイルムーブメント」。その取り組みの一環として、中高生が企業などが取り組む地域・社会課題の解決のアイデアを提案して競う「ティーンズ・アイデアコンテスト」が今年度より実施される。8月22日には中高生が地域・社会課題に関心を持ち、自ら行動を起こすきっかけとなる場として、同コンテストのスペシャルセミナーがLIFORK原宿で開催。「こどもスマイルムーブメント」アンバサダーでソニー元CEOの平井一夫氏が講演を行った。

○「ティーンズ・アイデアコンテスト」とは?

ティーンズ・アイデアコンテストは、企業や団体が今まさに中高生に聞いてみたいと思っている地域・社会課題に関するテーマを提案し、その解決策となるアイデアを募集・表彰するコンテスト。

9月30日の募集締め切り後、一次審査として書類審査、二次審査としてオンラインヒアリングが10月中に行われ、12月22日には都内会場でコンテストの最終審査と表彰式を開催する。

募集テーマは「地震が起きても慌てない、安心できるまちにするためには?」(テーマ提案企業: 熊谷組)「赤ちゃんにやさしい、子育てのしやすい地域社会を実現するためには?」(テーマ提案企業: ピジョン)「デジタルデバイド(情報格差)とネット依存を防ぐには?」(テーマ提案企業: イコールチャンス)の3つ。

募集対象は東京都内に在住・在学する中学生・高校生などで、中学生・高校生の2部門それぞれで最優秀賞となる「知事賞」1アイデア、優秀賞2アイデアの計6アイデアが表彰される。来年1月以降、受賞者とテーマ提案企業・団体による受賞アイデアについての意見交換も行われる予定だ。

今回のセミナーではソニー元CEOの平井一夫氏による講演を実施。オンラインによる配信も行われ、90名以上の東京都内に在住・在学する中学生・高校生たちが参加した。

講演の冒頭、平井氏は企業が地域・社会課題に取り組む背景について説明。その上で学生ならではの視点で地域や社会の課題に取り組むことの大切さを強調した。

「企業は最終的に自社の商品・サービスをもっと使ってもらうことを前提に、さまざまな社会課題に取り組んでいます。市場の成長や企業のより大きな発展といった自分たちのためのメリットにつなげていくために社会課題を解決する。

一方で学生の皆さんは、ひとつの問題に対して忖度することなく、しがらみがない中で解決方法を考えることができます。これは皆さんにしか持てない視点で、非常に価値のある視点であることを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います」

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