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LUNA SEAがヤマハ“ライブの真空パック”アンバサダーに就任、新技術実験に協力

マイナビニュース / 2024年9月5日 18時0分

そこで、音質の変化や劣化がなく、演奏者の繊細なニュアンスをリアルに伝え再現性を高める新たな「リアンプシステム」を開発。エレキギターやエレキベースの信号を記録するための入口から、記録した音声信号を出力する出口まで一貫したシステムとして設計することで、生演奏時の音の忠実な再現に成功したという。

もうひとつが、Real Sound Viewingの技術を用いたドラム演奏において、パワー・ヒッターの迫力ある演奏から繊細な演奏までを再現する、新しいバージョンのドラム再現システム。

主な特徴は「ペダルワークを含む演奏データの記録と再現」と、「ロックドラムも再現するハイパワーシステム」の2点にある。

具体的には、ドラム演奏時に使用されるハイハット、キックペダルを含む演奏の情報を、センサーを使い記録する技術を開発し、記録データを使ってペダルワークを含めた動作の復元を可能に。大幅な再現性の向上に成功したという。さらに、新開発のシステムによって迫力あるロックドラムの演奏の再現に成功し、キックドラムからシンバルまでドラマーの奏でる力強い音を再現することも可能にした。

ヤマハでは上記のReal Sound Viewingに加えて、高臨場感ライブビューイングシステム「Distance Viewing」というサービスも事業開発。それらを支える技術として、音響、映像、照明や舞台演出などのデータ形式を統一化する記録・再生システム「GPAP」(General Purpose Audio Protocol)なども開発し、実証を重ねてきた。

これらの新たなサービスや技術を活用することで、「観たくても観られなかったライブ」を保存し、その体験を時間と空間を超えて提供することを可能にする。現代の音楽だけではなく、伝承が危ぶまれる伝統音楽の保存や継承にも活用できるとのこと。

ヤマハは今後も、ライブやコンサート市場に付加価値を創出するとともに、それぞれの技術を段階的に市場投入し、さまざまな領域でのニーズの開拓と新たな価値創造に取り組んでいく。
(庄司亮一)



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