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「褒めますおじさん」に引き寄せられる若者たち、コミュニケーションの希薄化も背景か…新米Dが感じた魅力

マイナビニュース / 2024年9月8日 6時0分

自分でカメラを回すのも初めての経験で、「変なズームをしたり、画が動きすぎたりして、いつも怒られていました」といい、「褒めますおじさんの番組を作ってるのに、褒められてないな…と思うこともありました(笑)」とのことだ。

それでも、今回プロデューサーとして支えてくれた蜂谷氏をはじめ、チームの支えで放送までこぎつけることができた。

「蜂谷さんが担当した『東京 家賃2万5000円』の取材を一部任せてもらって勉強になりましたし、今回もすごくケアしてくださいました。編集マンの宮島(亜紀)さんにも、撮影した(映像)素材を見てたくさんアドバイスを言っていただいたんです。今の時代、新人に何か言うだけでパワハラになるかもしれないと、何も言われないことが多いので、すごくありがたいです」
○上っ面で「よくできたね」と褒められても…

褒めますおじさんに褒められにくるのは、若い人が多いという。それは、TikTokで回ってきた褒めますおじさんの動画を見たのをきっかけに会いに来るケースもあるが、パワハラと捉えられるのを恐れる上司とのコミュニケーションが希薄になったことで、褒められる機会が少なくなったという背景もあるのかもしれない。

「怒られて、怒られて、怒られて、最後に褒められるだけで、すごくうれしいということがあると思うのですが、今はなかなかそういうのもないと思います。それに、上っ面で“よくできたね”と言われても、お世辞と受け止める人も結構いたりするんです。だからこそ、おじさんが全力で褒めてくれるのがうれしいのではないか思います」

今後もドキュメンタリーを中心に番組制作に携わっていくという鳥居氏。「また『ザ・ノンフィクション』をやりたいので、街を歩いて、面白い人を探したいと思います」と意欲を示した。
(中島優)



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