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スマートホームの生成AI対応も一番乗り? IFAで見たLG家電の最新AIサービス

マイナビニュース / 2024年9月7日 19時47分

画像提供:マイナビニュース

9月6日にベルリンで開幕したエレクトロニクスショー「IFA 2024」に、今年も韓国のLEエレクトロニクスが大規模なブースを展開しています。今年のテーマは生活に溶け込むAIの具体的な形を数多く提示すること。生成AIモデルを生活家電に活用するためのデバイスやサービスも揃っていました。

○LGブースで驚いた! 3つのオモシロ・スマート家電

近年のLGエレクトロニクスは、年初に米ラスベガスで開催されるCESでディスプレイやオートモーティブに関連する最先端のテクノロジーを見せて、9月のIFAは「スマートホーム推し」の色彩をより濃くしている印象を受けます。

IFAにはグローバルブランドであるLGが全世界で展開を予定する新製品が出揃うため、ものによっては欧州での展開も現時点で未定な製品やサービスがあります。現在日本市場でLGが展開していない製品も、特にスマートホームのカテゴリでは多く見つけることができます。

ブースにはユニークな新製品が3つありました。ひとつはスマート冷蔵庫の「INSTAVIEW with MoodUp」シリーズ。

フロントドアのボトム側に内蔵するLEDライトの明るさと色を「ThinQ」アプリから自由に変えて“ムードアップ”できたり、冷蔵庫に内蔵するBluetoothスピーカーで再生中の音楽に合わせて、LEDを色んな色でフラッシュさせる「パーティー仕様のスマート冷蔵庫」です。

全体のデザインは落ち着いているので、キッチンのスペースに美しく設置できそうです。

2つめの製品はペットに猫がいる家庭用の空気清浄機です。こちらは現在開発中のプロトタイプモデルとして展示していました。タワー型空気清浄機のトップには猫が好む、やわらかなクッションを敷いたカゴが固定されています。

猫が乗ると自動的に体重や体温を計るセンサーを搭載して、スマホアプリからペットの体調管理ができるサービスも開発中です。空気清浄機は猫がカゴから降りて、部屋の中を歩き始めるとオンになります。

展示の説明に立つスタッフに聞くと「ドイツ人は“空気はキレイなもの”という自負があるので、空気清浄機にあまり関心を示しません。私はベトナム系のドイツ人なので、家族も空気清浄機を好んで使います。LGとしては、IFAで試作中のペット対応空気清浄機の可能性をリサーチしてから、今後の商品に向けた検討を深める考え」なのだと語っていました。

もうひとつの新製品が「ThinQ ON」という、LG独自のAIエンジンを載せた音声操作対応の家庭用スマートハブです。11月に韓国から販売を開始する予定。欧米にも来年以降の投入が検討されています。

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