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欧州のシャープはひと味違う! 日本にないAQUOSのテレビで何ができる?

マイナビニュース / 2024年9月10日 6時0分

TiVo OSは2023年から本格的に立ち上がったテレビ向けのスマートOSです。日本のテレビメーカーの中では、シャープがいち早くTiVo OSを採用するテレビを両社のパートナーシップに基づいて開発してきました。

TiVoの出自を辿れば、米国で長年に渡りHDD搭載のビデオレコーダーとソリューションを手がけてきた企業です。米国で動画配信サービスが立ち上がり始めた頃から、ビデオレコーダー向けのコンテンツ横断検索や、ユーザーの視聴傾向を分析して「見たくなるコンテンツ」をおすすめするレコメンドエンジンの開発を長く手がけています。

それぞれの技術は、テレビ向けスマートOSの動画配信サービスを快適に楽しむために活かすことができます。ビデオレコーダーから培ってきたDNAをTiVo OSに継承することで、数多ある動画配信コンテンツからユーザーが検索した作品が「見つけやすく」、リモコン機器によるサクサク動作により「楽しみやすい」ことを特徴としています。TiVo OSに対応する動画配信サービスの中から、ユーザーが視聴したいコンテンツの横串検索機能も充実しています。

また検索により探し当てたコンテンツをユーザーが選択すると、間に動画配信サービスのトップ画面への移動などを挟むことなく、映画やアニメがダイレクトに見られるユーザー思いの快適操作もTiVo OSならではなのだと、シャープの担当者も太鼓判を押しています。

欧州ではGKシリーズとして展開するAQUOSの4KテレビがTiVo OSを載せて9月に出荷を開始します。70/65/50/43型の4K液晶を搭載しており、大画面テレビでありながら多くのコンシューマーが手に入れやすい価格帯で登場するようです。欧州でTiVo OS搭載のAQUOSが成功したら、あるいは日本にも上陸することがあり得るのでしょうか。今後に注目です。

テレビは高画質な高級価格帯のAQUOSを、欧州市場に展開することも検討しているそうです。日本では先行して展開するMini LEDバックライトを搭載する液晶モデルや、OLED(有機EL)のAQUOSは価格もプレミアムクラスになります。ゆえに今後もシャープは欧州のコンシューマーに受け入れてもらえるよう、丁寧に下地を作りながら投入の判断を本格的に検討していくといいます。

スピーカーとサブウーファーを足して「かんたんテレビシアター」も

サウンド関連でも、シャープが欧州で展開するAQUOSのテレビから先行導入したユニークな技術が体験できました。テレビに内蔵するスピーカーに、ワイヤレスリアスピーカーとワイヤレスサブウーファーを足して「Sharp Wireless Surround」の環境を実現する機能です。

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