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【大人の読書離れ】「本を全く読まない」人はどれくらいいる? - 「時間がない」「スマホばかりいじっている」などの声

マイナビニュース / 2024年9月11日 15時31分

画像提供:マイナビニュース

フタバは9月9日、大人の読書に関するアンケート調査の結果を発表した。調査は2024年7月17日~7月19日、20~70代の男女200名を対象にインターネットで行われた。
○そもそも「読書習慣がない」人が多い

「1か月に何冊程度の本を読みますか?」と質問したところ、「全く読まない」が最も多く60名、次いで「1冊」と答えた人が59名だった。

一定の読書習慣をもつ層が存在する一方で、全く読まない方も同数程度に達しており、生活の中で読書の優先順位が低い人も多いようだ。また、5冊以上読むという読書に積極的な層も一定数おり、大人の読書習慣には大きな個人差があることがわかった。

「全く読まない」を選択した人からは、「やる事が多過ぎて時間が無い」(30代男性)、「仕事や家事、子どもの用事があり時間がないため」(30代女性)、「本を読みたいとは思うけど、時間が空くと結局他にやりたい事が多いから」(40代女性)、「どんな本を読めばよいか分からず探すのが面倒に感じる」(20代男性)、「スマホばかりいじっていて、本を読まなくなった」(40代女性)といった回答が寄せられた。

大人の読書離れの原因として、忙しさや生活習慣の変化、デジタル機器の影響が挙げられている。多くの人が「時間がない」「他のことを優先する」と答え、日常で読書時間を確保できないと感じていることがわかった。また、読書に対する苦手意識がある人も少なくないようだ。
○これから読書を始めたい人は46.7%

次に、全く読まない人を対象に、「読書を始めたいと思いますか?」と聞いたところ、70%程度の人が「はい」または「どちらとも言えない」と回答しており、読書を全くしない方の中にも読書に対する関心がある方が一定数存在することがわかった。一方、「いいえ」と答えた人は、約30%で、読書に対する興味が低く、生活の中で優先順位が低いようだ。

回答理由を詳しく見ていくと、「はい」と答えた人からは、「読書は有意義だと考えているから。本を通して知識を深めたい。」(30代女性)、「時間に余裕があれば本が好きなので読みたいです。」(40代男性)、「自分の時間をゆっくり過ごせるため。」(50代男性)など、ポジティブな回答が多くみられた。特に仕事や子育てに忙しい世代は、時間があれば読書を楽しみたいという意欲をもってる人も多く、読書の価値を認識していることが伺える。

「いいえ」と答えた人からは、「読みたいと思う本がないから。」(20代女性)、「本は内容がとても長くその割に欲しい情報がなかなか出てこなかったりするから。」(20代男性)、「読書に時間やお金を費やすなら、他のことに使いたいから。」(40代男性)などの回答が寄せられた。読書は必要な情報が得られるまでに時間がかかると感じている人が多く、効率的な情報収集の方法を求めている声が多く寄せられた。

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