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学生ライター、ロールス・ロイス「カリナン」の新型に出会う

マイナビニュース / 2024年9月25日 16時30分

画像提供:マイナビニュース

イギリスの超高級車ブランド「ロールス・ロイス」が先日、人気車種「カリナン」のマイナーチェンジモデル「カリナン・シリーズⅡ」を日本で公開しました。同社では若い顧客が増えていると言いますが、何が受けているのでしょうか? 学生ライターが取材しました。

そもそも「カリナン」とは?

カリナンはボディタイプでいえばSUV(スポーツ用多目的車)です。したがって、広い車内空間や積載性、悪路走破性などが売りとなっています。ロールス・ロイスの数ある車種の中でも、このカリナンは屈指の人気を誇っているそうです。

知名度、価格、豪華さ、そのどれをとっても世界トップレベルと言っても過言ではない「スーパーラグジュアリーSUV」のカリナンですが、なんと、現在のオーナー平均年齢は43歳だそうです。とても若く感じます!

魅力その1:深読みしたくなるデザイン

私が「カリナン・シリーズⅡ」を初めて見て印象的だったのはフロントフェイスです。先代の「カリナン」と比べ、より精悍で威厳を感じさせるデザインとなったフロントデザインですが、実は、ロールス・ロイスならではの細かな"こだわり"が詰まっていることがわかりました。

まずはヘッドライト。細く白いラインが垂直に折れ曲がる印象的なデザインが特徴的ですが、これはカリナンが駆け抜ける「大都市の摩天楼」をイメージしているそうです。たしかに、眺めているとなんだか都会的、あるいは先進的なイメージを感じさせる造形ですね。

次にフロントバンパー。中心部分を一番下として、大きくV字型に切れ上がるその造形は、カリナンにさらなる高貴さ、あるいは威厳のようなものを与えているように感じます。

実はこの「V」ライン、現代のスポーツ・ヨットの船首部分をイメージしたデザインだそうです。言われてみれば、確かに船のような鋭さがありますね。

都会の摩天楼をイメージしたヘッドライトと、優雅に航海するヨットをイメージしたフロントバンパー。これらはまさに、自然から都会まで環境を問わずオールマイティに活躍するであろう「カリナン・シリーズⅡ」の特徴を表しているようです。そう考えると一層、このクルマが魅力的に感じませんか?
魅力その2:単なるオシャレなクルマではない!

続いて私が魅力を感じた部分はドア構成です。カリナンは一般的な乗用車とは違い、横のドアが前後に開く構造、いわゆる「観音開き」と言われるドアの作りになっています。

実際に乗ってみてわかったことなのですが、観音開きは利便性の観点から見ても非常にすばらしい構造なんです。通常の一般車だと、乗り降りする際にどうしても前後のドアが邪魔な位置にあり、干渉を避けるために屈みながらクルマを降りるような姿勢となってしまうのですが、カリナン・シリーズⅡの場合、まるで馬車の扉のようなドア構造のおかげで、例えば着物やドレスを着ている人でも、あまり姿勢を崩すことなく優雅に降りることができます。

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