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子どもは「お好み焼きをつくるとワクワクする」ことが明らかに - オタフクソースが検証

マイナビニュース / 2024年9月12日 8時59分

画像提供:マイナビニュース

オタフクソースはこのほど、「お好み焼づくり体験における感性変動」について、慶應義塾大学 理工学部 システムデザイン工学科の満倉靖恵教授と共同検証し、その結果を発表した。調査は関東在住の7~12歳の小学生12名を対象に行われた。

○「具材を混ぜる」工程にワクワク度と興味度が上昇

お好み焼は、「材料を切り、混ぜ、焼いてひっくり返す。もう一度ひっくり返して焼く」といった、比較的簡単ないくつかの動作でつくることができるため、子どもがつくって楽しむにも最適なメニュー。そこで今回、子どもたちを対象に検証を実施。「お好み焼こだわりセット」を使用し、生地を混ぜるところから始め、ホットプレートで焼き、お好み焼を完成させた。

まず、ワクワク度が高まったのは、生地の入った直径約20センチのボウルに具材を入れ、まぜる工程。お好み焼づくりの醍醐味とも言えるお好み焼をひっくり返す工程は2回あるが、1回目はストレス度が高くなった。2回目は一度経験した動作であることや、ある程度お好み焼に火が通り固まっていることもあり返しやすく、ワクワク度と好き度が急上昇した。このように1枚のお好み焼を焼く約15分間に、感性が豊かに動くことがわかった。

○体験中、お好み焼づくりがどんどん好きになっていく

事前の安静状態から各調理工程における個人の変化率の平均で作成したヒートマップでは、前半の工程では興味度が高く、後半になるにつれワクワクするようになり、お好み焼をどんどん好きになっていく様子がわかった。

○1回目の「ひっくり返す」は少しストレス、2回目はワクワク

ひっくり返す工程の前後のワクワク度は、1回目はひっくり返す前よりも後の方が高かった一方、2回目はひっくり返す前から1回目よりもワクワクしていることがわかった。1回目の「楽しかった」感覚が、期待感として高まり、「またひっくり返したい」という再体験意欲につながったと思われる。

○ホットプレートのフタを開ける瞬間にワクワクが上昇

お好み焼は蒸すことも大切な工程。フタを開けるとふわっと出てくる蒸気と香りに期待も高まる。その瞬間の高揚感や、「おいしそう」という気持ちが感性値に表れた。

○上手にできても、できなくても、お好み焼づくりは楽しい

12名全員が、みんなで焼くのも、食べるのも「楽しかった」と回答している。お好み焼をつくる工程で変動した感性が、もう1つのおいしさとなって、だれかと調理し、食べることの楽しさを感じられたようだ。

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