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「Adobe Firefly」にAI動画生成がやってくる、年内にベータ版の利用が可能に

マイナビニュース / 2024年9月12日 9時14分

画像提供:マイナビニュース

米Adobeは9月11日(現地時間)、開発中の動画生成AIモデルを「Adobe Firefly Video Model」として、今年後半にベータ版の提供を開始する計画を発表した。firefly.adobe.comとPremiere Pro(ベータ版)で利用可能になり、ウェイティングリストに登録すると開始の通知を受け取ることができる。

Adobeは生成AIツール利用の動画分野への拡大を進めており、今年4月、Premiere Proへの搭載を計画している生成AIツールの動作をプレビューしていた。

Adobe Firefly は、Adobeが開発する生成AIモデルである。著作権侵害の恐れがないコンテンツだけをAIの学習に用いるなど、クリエイターや企業が安全に使用できるように設計されている。PhotoshopやIllustratorなど、Adobeの主要なクリエイティブツールに統合され、クリエイターが画像やデザイン、ベクトルなどを簡単に生成・編集できる機能を提供している。なお、Adobeは4月に動画生成AIツールをプレビューした際に、Fireflyモデルに加えて、Open AIやRunwayのようなサードパーティの生成AIモデルを同社のアプリケーションで直接利用できるようにするビジョンも明らかにしていた。

Adobeは9月11日、Firefly Videoのプレビューを公式ブログで公開し、「Text to Video」(テキストから動画生成)および「Image to Video」(画像から動画生成)を用いた短尺映像の生成や、既存の映像を補完する機能の作例を紹介している。

上の動画は、「Slow-motion fiery volcanic landscape, with lava spewing out of craters. the camera flies through the lava and lava splatters onto the lens. The lighting is cinematic and moody. The color grade is cinematic, dramatic, and high-contrast」というテキストプロンプトを用いて、2分以内に生成された。

クレーターから溶岩が激しく噴出している火山のスローモーション風景。カメラは溶岩の中を飛び、溶岩がレンズに飛び散る。照明はシネマチックでムーディ。 カラーグレードはシネマチックで、ドラマチック、ハイコントラスト。

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