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【札幌に神社も】北海道のソウルフード「ソフトカツゲンに関する疑問」をめぐり、読者がSNSで熱く意見を交換→その真実を探った

マイナビニュース / 2024年9月13日 6時2分

このカツゲン神社、調べてみると雪印メグミルクさんのリリースにも登場しており、

「勝源(カツゲン)神社は、北海道限定のロングセラー乳酸菌飲料『ソフトカツゲン』が受験生やスポーツ選手の間でひそかに縁起をかついで飲まれていることから、受験生やスポーツ選手の合格祈願、必勝祈願の守り神として、平成17年12月、カツゲン発売50年を記念して札幌工場の見学コース内に設置されました」

と紹介されていました。

そして平成28年3月12日、勝源神社は「酪農と乳の歴史館」に移設、リニューアルオープンし、それまでは「工場見学をお申込みのお客様だけが参拝」できる形だったのを、「酪農と乳の歴史館」のPRルームに勝源神社を移設し、「参拝のみを目的に訪れるお客様にもお応えできるようにしました」となっています。
○カツゲンからソフトカツゲンへ

筆者も気になる今回の疑問点。雪印メグミルクさんのHPで「ソフトカツゲン」の歴史が紹介されており、

1979(昭和54)年になると、市場も大きく変わり牛乳の流通はスーパーに、容器も瓶から紙パックが主流となり、『カツゲン』も紙パックを採用。雪印メグミルクHP「カツゲン発売/沿革」より引用

と説明されています。これも踏まえ、同社に尋ねてみました。

――容器を瓶から紙パックに変えたタイミングなど、どこかで製品の色を変えたのでしょうか。もし変えているなら、その時期と理由をお教えください。

広報IR部ご担当さん :瓶入りの「カツゲン」から紙パック入りの「ソフトカツゲン」に変わったのは1979年(昭和54年)。その頃、スーパーでの牛乳販売が主流になり、瓶から紙パックへとシフトしつつあり、そのためカツゲンも紙パック化され、それに伴い中身も大幅にリニューアルすることになりました。

商品名を「ソフトカツゲン」に変更し、甘味や酸味を抑えてマイルドな味にして、清涼飲料水のようにごくごく飲めるように改良しました。それにより購買層も子どもからお年寄りの方まで幅がひろがりました。

やはり紙パックのリニューアルと同時に大きく変えたのですね。見た目の色が変化したのもこれが理由のようです。せっかくなのでカツゲン神社を参拝する人がどれだけいるのかも聞いてみました。

――参拝者は年間でどの程度いるのでしょうか。

広報IR部ご担当さん :「酪農と乳の歴史館」に来館されたお客様には見ていただける形になっているため、純粋な参拝者数は分かりかねる状況です。ご参考までに、「酪農と乳の歴史館」の来館者数は、コロナ禍前は年間1万7,000人、コロナ禍に一時休館し、昨年は8,000人となっています。

毎月650人を超える見学者が去年は訪問。札幌で観光する際の穴場スポットとして良いのかもしれません。いろんな意味でソフトカツゲンは注目です。

久々にカツゲンを買いました🎵私が小さいの頃は瓶で液体も今の色とは違っていましたよ🧐(歳バレる?🤣)活力の源でカツゲン。いつでも買えると思うとなかなか買いませんがやはり懐かしい味😋#北海道 #カツゲン pic.twitter.com/GHD3tANVwq— しょーこ@札幌クリップ (@kotton105910) September 4, 2024
(田中きくまる)



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