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なんで車内がチェック柄? ホンダ「N-BOX JOY」開発陣に聞く!

マイナビニュース / 2024年9月19日 11時30分

画像提供:マイナビニュース

ホンダが軽自動車「N-BOX」に追加した新型車「N-BOX JOY」は、気楽にアウトドアが楽しめるクルマに仕上がっている。特徴的なのがチェック柄の車内と、後席を前に倒せば出現する広々とした「ふらっとテラス」だ。にしても、なぜチェックなの? デザイン担当に話を聞いた。

ベージュのチェックに工夫あり?

チェックは「レジャーシートなどでなじみの深い」柄だと話すのは、CMF担当の松村美月さん。「のんびり」「リラックス」「ジェンダーフリー」「年代にとらわれない」といったチェック柄の特性がN-BOX JOY(ジョイ)にフィットしたという。

チェックにもいろいろある。どんな色にするかも重要なテーマだ。チェックは基本的に線を組み合わせて作り出す模様だが、線の太さは慎重に吟味したそうだ。

「細くて細かい線にすると華奢でフェミニンに見えますし、太い線にすると武骨で男性っぽい印象になります。ジェンダーを感じさせる柄にしたくなかったので、実際にクルマに敷いたときの見栄えも含め吟味して仕上げました」(以下、カッコ内は松村さん)

今回のチェック柄はジョイ専用で作ったオリジナル。過去のホンダ車には車内にチェック柄を使ったクルマもあったそうだが、特にオマージュしたりインスパイアされたりということはなかったそうだ。

ジョイの車内はベージュのチェック柄。この色、近くからよく見ると、のっぺりとした単色のベージュではなく、オレンジや青などの小さな粒が混ざった複雑な構成の色になっている。

「同じチェックでも色が鮮やかだとポップで若者向けの印象になります。ジョイはテールゲートを開けて、車内から外を眺めながらくつろぐイメージもあるので、アースカラーくらいまで色域を落として、落ち着いた色にしようと考えました。色味の落とし方としては、ベージュの色味を単純にグレーに近づけていく方法もあるんですが、今回は青やオレンジを混ぜています。この2色は色域でいうと補色で、絵具だと混ぜると黒になる色です。これらの色を混ぜ込むことで、全体の色味のトーンを落としています」
とにかく気楽に使える「ふらっとテラス」

ベージュ一色の単調な色味に比べて、複数の色の粒が混ざった複雑な色味のベージュは、何かが付着したとき、例えばスナック菓子のクズやジュースをこぼしてしまったりしたときにも目立ちにくいという特性がある。さらには撥水表皮になっているので、汚れても簡単に手入れできる。

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