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iPhone基本の「き」 第620回 数字で比べるiPhone 16/16 PlusとPro/Pro Max - 14/15とも比較

マイナビニュース / 2024年9月15日 11時22分

また、機械学習によるマイク性能の向上にも注目。全モデルで空間オーディオ録音に対応し、ビデオ内での声の聴こえ方を調整できるオーディオミックス機能に対応。さらにPro/Pro Maxは高品質の4マイク構成になっています。

○チップは「A18」と「A18 Pro」搭載

iPhoneの性能を決めるチップは、iPhone 16/16 Plusが「A18」を、Pro/Pro Maxが「A18 Pro」を搭載しました。A18 Proは、メモリ帯域幅やCPUのキャッシュサイズを大きくすることでより高速に、負荷の高い処理でも高いパフォーマンスを発揮すると説明されています。

ただ、通話やSNSなどの日常的な使用で両者の違いを感じることはほとんどないでしょう。違いが出るのはヘビーなゲームやプロレベルの映像撮影・編集といった負荷の高い処理ですが、今後はApple Intelligenceが使われるようになった時も、差が感じられるかもしれません。

○バッテリーはどれもスペック値UP、無線充電も高速に

気になるバッテリーもチェックしておきましょう。いずれも前モデルよりバッテリー持続時間が長くなっています(ビデオ再生時のスペック値)。特にPro/Pro Maxは伸びが大きいのですが、これはバッテリー容量だけでなくチップの省電力性能も影響していると推測されます。

また、全モデル従来と同じく高速充電に対応しているほか、無線充電(30Wまたはそれ以上のアダプタとMagSafe充電器の組み合わせ)でも高速充電が可能になりました。
○昨年からの価格据え置きでiPhone 16/16 Plusにお買い得感

最後に価格です。iPhoneの米国内価格は基本的にこの数年据え置きで設定されてきました。日本国内価格が徐々に値上がりしていたのは為替レートの影響です。

今年も円安傾向が続いていましたが、夏頃から徐々に値を戻し1年前とほぼ同じ水準で推移しています。このためか、日本国内価格も昨年のiPhone 15シリーズからすべて据え置きとなりました。

特にiPhone 16/16 Plusは、2世代アップのA18チップ搭載、Apple Intelligence対応、カメラやバッテリーの性能アップなどを考えると「価値ある据え置き」と言えるでしょう。

また、iPhone 14/14 Plusおよび15/15 Plusは値下げして販売が継続されています。価格重視ならこちらも選択肢に入るかもしれません。

笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら
(笠井美史乃)



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