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バイク乗りがヤマハのイベントに潜入! なぜかe-Bikeに感心?

マイナビニュース / 2024年9月20日 11時45分

静岡県袋井市には、ヤマハのバイクや船外機、マリンディーゼルなどの純正部品をストックしている「グローバルパーツセンター」があるが、そこから集めたという旧車用の在庫部品も見ることができた。どんなに古くても直してみせるというヤマハの意気込みが感じられる展示だ。このスペースに掲げられていた「製品はつくらない、ファンをつくっている」というスローガンも印象的だった。

エンジンの分解・組み立てにしても旧車の在庫部品の展示にしても、普段はめったに触れられないものに触れられる貴重な機会だった。ヤマハのバイクを骨の髄まで味わってほしいという主催者側の気概を感じた。
バイクの祭典で電動アシスト自転車を発見! 乗ってみた

会場中央の特設コースでは、ヤマハのe-Bike(スポーツ電動アシスト自転車)ファンが集う「YPJ Fan Meeting 2024」が開催されていた。バイクのイベントになぜ自転車が?

「YPJ」とはヤマハ発動機が展開するe-Bikeのブランド名だ。高い走行性能と電動アシストを組み合わせて、これまでの電動アシスト自転車の概念を超えたまったく新しいスポーツ自転車として、街乗りに最適なモデルや本格オフロードモデルなどをラインアップしている。

すぐに試乗できると案内されたので、さっそくヘルメットとプロテクターを装着し、特設コースを走ってみること。試乗車はフラグシップモデル「YPJ-MT Pro」をチョイスした。

このモデルの特長は、低重心化や優れた足つき性に貢献する「ヤマハ Dual Twin フレーム」を採用していること。ハードな路面でも優れた走行安定性と旋回性能を実現している。また、同社比で最小、最軽量を実現したフラグシップドライブユニット「PW-X3」を採用しており、従来モデルよりも高トルクでアシスト性能も向上しているそうだ。

長めの芝生で、通常の自転車だと前にこぎ出すのもきつそうなコースだったが、試乗したYPJ-MT Proは軽い力加減ですっと動き出した。コース上の凹凸を走り抜けるときは、電動アシストがものすごく効いているというよりも、路面をしっかりとグリップしていて、自分の足の力加減で微調整できている感覚が強かった。つまり、あまり電動感がなく、自然なアシストに徹している感じだ。それでいて、軽くペダルをこいでも走り出しは滑らかで、安定していた。

なぜe-Bikeを展示?

ヤマハ発動機といえばバイクのイメージが強い。なぜ今回、e-Bikeのファンミーティングを開催したのか。担当者はこう語る。

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