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ローソン×三菱商事×KDDI、ローソンの「未来のコンビニ」に向けて始動

マイナビニュース / 2024年9月18日 20時23分

また、品揃え・在庫量の充実を図り、自動配送やドローン配送、リモートによる暮らしに関する相談なども受け付ける。竹増氏は「世界一成長する店舗、世界一お客さまから評価してもらえる店舗を目指す」と力を込めた。
来春に移転予定のKDDI本社に店舗を設置

こうした施策を進めるためにKDDIが2025年春をめどに本社の移転を予定している「TAKANAWA GATEWAY CITY」に、ローソンを2店舗(オフィスフロア、一般フロア)を開店。ここでは、実証を行うため各種の機能を導入し、「スマホレジ」として店舗内でのフリクションレス決済、スマートフォンを介した商品レコメンドを実施。

さらに、「AIサイネージ」はAIカメラを活用して来店客の属性や会員情報に合わせたおすすめ商品やキャンペーン情報の表示するほか、「店舗業務の最適化」として品出しや店内清掃、商品配送などの業務に対してロボットを活用。

「次世代リモート接客プラットフォーム」は、専門のスタッフなどによるリモート接客ブースを店内に設置し、開始時点では通信やでんき・ガスなど、生活インフラに関するお客さまからの相談に対応し、以降は対象サービスの拡大や、AIの活用も検討している。

将来的にはReal Techローソンを核に賛同企業や自治体などをパートナーとし、2030年には団地のリノベーションやローソンファームの併設、クリーンエネルギーの活用、商業施設、子ども向け施設、医療モール、自動運転バスなどを含めた「ハッピー ローソン・タウン」の実現を図る。

そして、地域の課題解決に向けて防災や交通など、自治体との連携を強化する。3社は9月18日にローソンを基軸とした防災・災害発生対処活動に関する協定を締結しており、災害発生時には被災地域のライフラインの早期復旧を図り、被災者の安心や生活支援に貢献するために、相互協力を実施するとともに、平常時から防災に関する協力体制を構築していく。

加えて、KDDIの提供するStarlink通信環境やドローンによる周辺パトロールや地域安全の強化、三菱商事とKDDIが事業会社を通じて提供するオンデマンド乗合交通(のるーと、mobi)との連携による移動支援など、地域の課題解決にも貢献していく方針だ。
(岩井 健太)



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