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海外モバイルトピックス 第417回 ついに登場したファーウェイの3つ折りスマホ、2025年は各社から続々製品が登場か

マイナビニュース / 2024年9月20日 15時42分

画像提供:マイナビニュース

日本ではサムスンに続きGoogleから横に開くスタイルの折りたたみスマートフォン「Pixel 9 Pro Fold」が登場しましたが、海外ではそれを上回る画面サイズの3つに折りたためるスマートフォンが登場しました。ファーウェイは2024年9月20日に世界初の3つ折りスマートフォン「Mate XT Ultimate Design」を中国で発売しました。価格は2万3,999元、日本円で約48万円ですが、予約は500万人を超える超話題の製品になっています。

スマートフォンの画面を折りたたむことができるだけでもまだ珍しい機構ですが、ファーウェイは1枚の画面を3つに分割し、それぞれ山型、谷型にたたむ「Z型」のスタイルで3つ折りスマートフォンを実現しました。完全に閉じた状態では普通のスマートフォンサイズながら、1段階開けば小型タブレット、2段階開けばタブレットに変形するのです。

Mate XT Ultimate Designのサイズはたたんだときが156.7×73.5×12.8mm、質量は298gです。重さがかなりありますが、本体の大きさは一般的なスマートフォンをやや厚くした程度。画面サイズは6.4インチ、解像度は2,232×1,008ピクセル、アスペクト比は20:9。実際に手に持ってみると、違和感なく使うことができます。

折りたたんだ状態から、1枚の画面を開けば7.9インチ、2,232×2,048ピクセルの画面サイズになります。これは従来の折りたたみスマートフォンと同型の大きさ。折りたたみスマートフォンは開けば小型タブレットサイズになるものの、それでも全体の大きさはやや小さめです。高価な折りたたみスマートフォンですが、8インチ程度の大きさにしかならないのであれば「スマートフォンとタブレットを別々に持ち運ぶ」と考える人もいるかもしれません。ところがMate XTはさらに開き、完全平面スタイルにすると10.2インチ、2,232×3,184ピクセルの画面が現れます。ここまで画面が大きくなるのであれば、折りたたみモデルを持つメリットは大いにあるでしょう。

10.2インチの画面なら2つのアプリを同時に起動しても余裕で表示できます。またスプレッドシートを開いても十分な表示ができるので、仕事にも使えるでしょう。そして動画を見る場合もここまでのサイズがあれば迫力も違います。普段はスマートフォンとして使いながら、必要な時にタブレットとして使えるわけです。

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