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これが究極の完成形! JBLの液晶リモコン付きイヤホン「Tour Pro 3」を聞く

マイナビニュース / 2024年9月25日 11時0分

モバイルアプリからは外音取り込み(アンビエントアウェア)の強度もマニュアルで7つの段階から細かく調整できます。デフォルトの最大値にすると、コンテンツのサウンドが鳴っていないとイヤホンの存在を忘れてしまうほど、外音がクリアに取り込まれます。
機内エンターテインメントの音もTour Pro 3で聴ける

続いて、新機能のBluetoothオーディオトランスミッターを試しました。

こちらはTour Pro 3のパッケージに付属するUSB to 3.5mmアナログケーブル、またはUSB to USBケーブル(端子はType-C同士)を使用します。設定はとてもシンプルで、充電ケースのUSB端子にケーブルを接続して、タッチ液晶リモコンのメニューにある下記写真の画面から右側のアイコンを選択して「Bluetoothをオフ」(Auracastのアイコンがオレンジ色に点灯)にします。すると、充電ケースを接続しているデバイスで再生しているコンテンツの音がイヤホンから聞こえてきます。

筆者は飛行機で旅をする際に、機内エンターテインメントを楽しむために有線イヤホンと変換プラグをいつも持参していました。これからはUSB to 3.5mmケーブルを忘れずに持参するだけで、スマホに保存した動画と機内エンターテインメントのコンテンツの両方が1台のTour Pro 3だけで楽しめます。機内エンターテインメントで『帰ってきたあぶない刑事』の再生をスタートして、動画から遅延することなく聞こえてくる音声が耳に飛び込んできたときに思わず歓声をあげてしまいました。

充電ケースの操作から各種のイコライザーを切り替えたり、空間サウンドをオンにすると、機内エンターテインメントのサウンドにも効果がかかります。

安定のサウンド。高額だけど納得の充実度

Tour Pro 3は中高音域用のバランスドアーマチュアドライバーと、低音域用には10mm口径の振動板を採用するダイナミックドライバーを搭載しました。JBLが6月に発売したLive Beam 3のサウンドに比べると、中高音域が格段に伸びやかで、低音は立体感に富んでいます。ボーカルやピアノのサウンドがキリッと引き締まり、スケールの大きなオーケストラの演奏は広々とした情景を描いてみせました。

アプリからLDACをオンにするとその特長はさらに際立ちます。特にボーカルがきらびやかさを増す印象を受けました。Official髭男dismのアルバム「Editorial」から『I LOVE...』を聴くと、ボーカルの高音域が“天井を突き破るような感覚”がとてもよくわかると思います。

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