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会社員の2人に1人が「DXを知らない」と回答、識学がDX導入率を調査

マイナビニュース / 2024年9月25日 12時48分

画像提供:マイナビニュース

識学は9月25日、20〜50代の会社員を対象に実施した「企業のDXに関する調査」の結果を発表した。DX=デジタルトランスフォーメーションについて「知らない」と回答した人は50.8%、勤務している会社のDX導入率は22.9%であった。

「デジタルトランスフォーメーション(DX)」について、どの程度理解しているのかを聞いたところ、「知らない」が50.8%で過半数を超えた。「名前を知っている程度」が36.0%、「理解しており、具体的に説明できる」という回答は13.1%であった。

また、「企業のDX」と聞いて思い浮かべること・言葉を自由回答で尋ねると、ほとんどの人が「わからない」と回答したが、IoT、ChatGPT、Itmps、SaaS、RPA化、電子カルテ、請求書等の電子化などのワードが挙がったという。職業別の回答では、ソフトウェア・情報サービス業で具体的なシステムに関するワードが挙がり、医療関係者は「電子カルテ」、製造業は「請求書の電子化」が挙がった。そのほか、「AIが人間の仕事を取り去ってしまう。人間全員、解雇」といった回答もあった。

勤務先の会社でDXを導入・活用しているしているか尋ねると、「わからない」が52.1%で過半数を超え、「導入している」は22.9%、「導入していない」は25.0%であった。勤務先でDXを導入・活用しているものを聞くと、「人工知能(AI)・機械学習(ML)」が最も多く31.0%。次いで、「クラウドコンピューティング」が30.7%、「ビッグデータ分析」が22.0%、「IoT(モノのインターネット)」が21.7%と続いた。

次に、勤務先でDXを導入している人に、DXによって業務プロセスにどのような変化があったかを聞くと、「業務が効率化された」が70.6%で最多。次いで、「コスト削減できた」51.7%、「従業員の働き方が改善された」28.0%となった。具体的な成功事例としては、「申請業務をすべてシステム化したことで、ペーパーレスと業務効率化を実現した」。(58歳金融業)、一方の失敗事例としては、「AI、ブロックチェーンを活かしきれておらず、投資効果を得られていない。」(53歳女性・保険業)などの声があった。

DXの成果に関する評価は、「成果があった」が65.0%、「どちらとも言えない」が30.8%、「成果はなかった」が4.2%と、DXは概ね成果があったと見られる。

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