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電通デジタル、コマース×AIで創出される新たな購買体験の事業戦略を説明

マイナビニュース / 2024年9月26日 14時48分

画像提供:マイナビニュース

電通デジタルは9月25日、同社のコマース支援事業にAIを掛け合わせることで創出される新たな購買体験とその事業戦略について説明する「コマース支援事業におけるAI活用プロジェクト説明会」を開催した。

説明会には電通デジタル コマースマーケティング部門 部門長の永山悟氏、データ&AI部門プロダクトマネジメント事業部の地元昇太氏が登壇した。
○EC事業はマーケティングの「総合格闘技」

最初に登壇した永山氏は、「電通デジタルとコマース支援事業」というテーマで、同社のコマース事業への取り組みを説明した。

電通デジタルは、クライアント企業と社会・経済の変革と成長にコミットする総合デジタルファームとして、「デジタルマーケティング」「DXコンサルティング」「クリエイティブ(企画制作)」といった複数の領域で事業展開を行っている。

そのような数多くの領域の中でも、今回主題となっている「コマースマーケティング」については、「狭くて便利な日本の独自進化」という視点のもと、実店舗を含めた「購買のデジタル化」に着目している。

「コマースという領域を定義する時に、『EC(Electronic Commerce)』のみで考えるのではなく、実店舗を含めた実購買のデジタル化全体を捉えることが日本のマーケットを見る上で重要だと思っています。そのため弊社では、ECに加えて『リアルコマース』という言葉を使って、実店舗における購買自体のデジタル化を推進しています。このように購買データを活用することにより、豊かなCX(カスタマーエクスペリエンス)を提供できるのではないかと考えています」(永山氏)

そのため電通デジタルでは、自社ECやモールECの支援に加えて、CRM(顧客関係管理)・デジタル販促・リテールメディアといった領域を統合することで顧客に対するサービス提供を行っているというという。

そして今回、AIを活用した新たな購買体験を創出するプロジェクト「Commerce AI Lab.」を本格的に始動することを発表した。

「EC事業はマーケティングの『総合格闘技』です。戦略策定、MD(マーチャンダイジング)戦略、体験設計、EC構築、カスタマーサポート、フルフィルメントといった多様な担当者の業務判断をAIで支援できるのではないかと考えました。社内でもAI活用を支援する準備は整ってきており、クライアント企業のマーケティング戦略において、AIを活用したマーケティングソリューションブランド『∞AI』をはじめとする、新たな価値を創造するためのさまざまなAIソリューションを提供しています」(永山氏)
○「Commerce AI Lab.」4つの取り組み

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