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編集部がkintoneで業務アプリを作ってみた 第3回 個人が撮影した「報道用写真」を共有したい!

マイナビニュース / 2024年9月27日 11時0分

アプリの作成画面に移った。アプリに必要な入力項目(フィールド)をどんどん追加していこう。ドラッグ&ドロップでシュシュっと組み立てられるから面白い。自分はシゴデキ(仕事ができる人)なのだろうか……と錯覚してしまう。

素材を共有するにあたって、その素材に関連する「企業名」と「素材タイトル」は必要そうだ。テキストを入力できる「文字列(1行)」を追加しよう。編集することでフィールド名は変更できる。

そして、「作成者」と「作成日時」の情報も欲しい。誰が共有した素材なのかを分かった方が使いやすいだろう。自動入力されるフィールドを追加する。

この素材は、いつ・どこで撮影または取得したものなのか。加えて、自分で撮影したものなのか、企業から提供してもらったものなのかといった具体的な情報も欲しい。企業から提供してもらった写真を、自分で撮影した写真として記事内で使用してしまうと大問題だ。そこで、自由に素材の説明文を記入できる「文字列(複数行)」と、素材の撮影日・取得日をを選択できる「日付」というフィールドを追加した。素材の説明文に関しては、初期値の機能を使って例文を示した。

あとは、あらゆる素材を最大1GBまで添付できる「添付ファイル」を追加していくだけだ。添付できる素材の数が少ないと使いにくいので、とりあえず15個のフィールドを追加した。同じフィールドを連続で追加したい場合は「複製」を使うと便利だ。

よし、これで完成!と思ったが、ある状況が思い浮かび、アプリ公開に踏みとどまった。ある状況とは、レコードに登録した素材と同じような素材を、後の取材や発表会などで手に入れた状況だ。この場合、後から手に入れた同様の素材を同じレコードに追加したいと思うはずだ。

新たな素材を手にした人は、必ずしも登録した人と同じとは限らないため、自動入力される「更新者」と「更新日時」、そして更新者が一言を添えるための「更新者コメント(文字列複数行)」のフィールドを追加した。

これで必要な項目はそろった。ここまでの開発にかかった時間はたったの5分。筆者は、カップ容器入りインスタントうどんの代表格である日清食品グループの『どん兵衛』をこよなく愛し、かなり頻繁に食べる。そのため、体内時計で5分だけは正確に測ることができる。本当だ。アプリの開発にかかった時間は5分だった(と思う)。

「この機能も欲しいな……」試行錯誤しながら開発

素材を共有できるアプリが完成したので、早速登録していこう。「アプリを公開」というボタンをクリックするとアプリにデータを入力できる状態になる。そして右上にある「+」ボタンを押せば、データの登録画面に移る。

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