1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

仕立ての時間も贅沢な体験に、リニューアルしたAOKI銀座本店のオーダースーツコーナーを見てきた

マイナビニュース / 2024年9月27日 14時30分

画像提供:マイナビニュース

AOKI銀座本店では9月27日、店舗内のオーダースーツコーナーをリニューアルオープンした。消費の二極化とインバウンド需要に対応したもので、来店者は落ち着くラウンジでオーダースーツの生地選定、採寸、試着などを行える。改装の背景と狙いについて、AOKI 取締役副社長執行役員の小出大二朗氏があらためて説明した。

○オーダースーツ注文の流れ

銀座中央通り沿いにあるAOKI銀座本店。売り場面積が広く、ビジネスから、カジュアル、レディースまで幅広い商品を揃えている。

その店舗の中央にあるオーダースーツコーナーがリニューアルとなった。個室のような演出で、広々としたスペースに大きなテーブル、壁際にはソファも用意されている。昔の店舗写真(看板に「紳士服センター アオキ」などと書いてある)が額縁に入って飾られており、窓辺にはアンティークな仕立てミシンが置いてある。

さて、実際に「パターンオーダー」で注文するときのデモも見せてもらった。既製のスーツサンプルから自分の体型に近いものを選び、生地やサイズなどを調整して作るスーツとなる。来店すると、まずは販売員が用途、仕上がりまでの期日、予算などの必要な情報を尋ねる。続いて、希望の色、柄、スタイルなどを丁寧にヒアリング。そのあとで生地の選定に移る。

生地が決定したら採寸。まずはボディサイズを5か所で採寸し、細め、ゆったりめ、などの希望も聞きながら仕上がりのスタイルを絞っていく。その後、測定した長さにぴったりな型紙で作られたゲージ(サンプル)を試着。袖丈、着丈、ウエスト、裾の幅、裾の長さなどの微調整を行う。これが終わったら、パンツの採寸へ。

このあとオプションも確認。裏地、ボタン、ボタンホール、ポケットなどをカスタマイズして、自分だけの一着に仕上げる。ちなみにAOKI銀座本店には、オリジナルの表生地を約900種類、裏地を約100種類も揃えているという。

最後に会計。オーダースーツの商品ラインナップは、3万円~100万円までと幅広い。なお、引き渡しまでは平均で1週間ほどかかるそうだ。

○ライフ&ワークスタイルのAOKIへ

コロナ禍を経て人々の生活や行動様式が変わり、リモートワークの浸透などで働き方もガラリと変化した。AOKIの小出副社長は「企業もビジネスモデルの変革を迫られています。そこで私たちは従来の郊外型紳士服店から脱却し、ワークウェアだけでなく、ライフウェアまで網羅する企業、ライフ&ワークスタイルのAOKIを目指していきます。」と説明する。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください