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ノイキャン性能は上位ゆずり! 約2.6万円のボーズ「QuietComfort Earbuds」を聴く

マイナビニュース / 2024年9月30日 18時0分

ボーズのワイヤレスヘッドホン・イヤホンにはGoogleアシスタント、Amazon Alexaと連携してペアリングしたスマホを音声で操作できる製品がありました。上位のQuietComfort Ultra Earbudsはイヤホンにいったんタッチしてから音声コントロールを呼び出す仕様です。それに対して新しいQuietComfort Earbudsは、Hey Headphonesと発話した後に、続けて「play」「pause」「next」「volume up」のように話しかけると、イヤホンによる音楽再生や音声通話の基本的な操作がハンズフリーで行えるのが特徴です。

ボイスコントロール操作からできることはシンプルにまとまっています。ところが「Hey, Headphones」以下の音声コマンド入力が、今のところ英語にしか対応していません。フレーズを覚えてしまえば特に問題はないのですが、いずれは日本語による操作に対応してほしいです。

なお、スマホのデジタルアシスタントを呼び出す際には「Hey Headphones, Assistant」と発話します。イヤホンのリモコンボタンからデジタルアシスタントを呼び出す場合と同じ、つまり待機状態になります。以降、たとえばiPhoneの場合はSiriが起動するので、音声入力の方法は言語設定を含めてスマホ側に準じます。

音声コマンドに対する感度については使用環境によっても変わるはずですが、筆者は少しにぎやかなカフェや屋外で試したところ、やや大きめな声で「Hey Headphones」と発話しないと反応しないことがありました。周囲に人がいる場所での音声入力はハードルが高めです。

上位機Ultraとの違いは?

ボイスコントロールのほかにも、QuietComfort Earbudsはアプリから低遅延オーディオモードをオンにするとゲーム音声などが快適に聴けます。上位機のUltraは同じaptX Adaptiveコーデックに対応するスマホやデバイスに限定されますが、低遅延オーディオモードが使えます。

上位のUltraにはボーズ独自の「イマーシブオーディオ」の機能があります。またノイズキャンセリング効果の強さを11段階から選び、ユーザー独自の設定を保存できます。

新しいQuietComfort Earbudsには強く効くノイキャンしかないため、使用環境に合わせた消音効果をカスタマイズができる上位機はやはり便利だと思います。

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