1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【2024年10月から】「ふるさと納税」ルール変更後はどうなる? お得な選び方は

マイナビニュース / 2024年9月30日 17時23分

今回の改正を受けて、この10月までに急ぐ必要性は特に見当たりません。年内に上限を確認して、応援したい自治体へ寄付をするとよいでしょう。

返礼品としておすすめなものの1つは、「お米の定期便」です。この夏に不作や災害などもあって米不足で店頭から精米が消えたことは記憶に新しいですが、お米は家計を支える大切な食糧ですので、ふるさと納税の定期便を選んでおくと安心です。

その中でもねらい目は、北海道のお米です。元々、北海道は稲作には不向きといわれていましたが、地球温暖化の影響もあり、おいしいお米が採れるようになってきました。ただ、送料が高いため、他の自治体のお米と比べると、寄付金額が高かったり、量が少なかったりする可能性があります。

量を重視するのであれば、茨城県産などがおすすめです。夫婦2人であれば質のよいもの、食べ盛りの子どもがいる場合は量が多いもの、など生活に合わせて選ぶといいでしょう。
傷みにくい根菜類もおすすめ

最近値上がりしている野菜類もおすすめです。特に、にんじん、玉ねぎ、じゃがいもなどは価格の高騰が目立っており、カレーを作るのにも1000円かかってしまうような状態ですが、傷みにくい根菜類であれば、ふるさと納税の返礼品としておすすめです。

一方、キャベツなどの葉物類は傷みやすいため、注意が必要です。野菜の場合は、クール便で送る必要がなく、傷みにくい土がついた根菜などを選ぶようにするといいでしょう。
値上がりしている豚肉類もおすすめ

これまでは、お肉の返礼品と言えば牛肉でしたが、制度改正等でお得感が減ってきています。自炊の味方言えば豚肉の切り落としです。量の多い豚肉切り落としや豚小間肉を選ぶのもいいでしょう。ただし、肉類といっても、ハンバーグやソーセージなどの加工された肉製品の場合は注意が必要です。ふるさと納税の返礼品ランキングでもハンバーグやソーセージといった加工肉も人気ですが、ふるさと納税の場合は肉類の加工地が重要になるため、お肉自体がその自治体で生産されたものではなく、輸入肉の可能性があります。

その地方のおいしいお肉を選びたいのであれば、切り落としなど加工がされず、原材料そのままのものを選ぶようにしましょう。
こめ油や日用品などもおすすめ

オリーブオイルが値上がりしているため、加熱OKでオリーブオイルの代用品となるこめ油も人気です。また、災害も増えているため、トイレットペーパーやティッシュペーパーなど、備蓄品にもなる日用品を選ぶのもいいでしょう。

徐々に規制が厳格化されてきてはいるものの、ふるさと納税はまだまだお得に活用できるため、改正点をしっかりと押さえたうえで、自分に合った使い方をしていきましょう。

丸山晴美 外国語の専門学校を卒業後、旅行会社、フリーター、会社員、コンビニ店長へと転職。22歳で節約に目覚め、年収が350万円に満たないころ、1年で200万円を貯める。26歳でマンションを購入。2001年に節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー、消費生活アドバイザーの資格を取得し、お金の管理、運用のアドバイスなどを手掛け、TV、雑誌などで幅広く活躍している この著者の記事一覧はこちら
(丸山晴美)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください