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世界最軽量ノートPCを自分で作る! 富士通の「組み立て教室」、大隈社長も参戦

マイナビニュース / 2024年10月1日 19時30分

さらりと組み立てを進める大隈社長

「疲れたでしょ。代わりましょう!」

今回の取材に同行していた編集I氏が、島根富士通のサポートスタッフに頼ってばかりの筆者を見かねて、組み立て作業をバトンタッチ。この編集I氏、じつは「基板を見るのが楽しい」「子どもと一緒に電子工作を作った」などと楽しげに発言する生粋の電子機器オタク。趣味で培ったテクニックで世界最軽量の技術に挑みます。

細かさを極めたパーツのオンパレードに加えて、精密さを求められる作業に苦戦する編集I氏。集中力が途切れるのも時間の問題です。そこで、ちゃっかり助っ人に手伝ってもらうことにしました。

今回のパソコン組み立て教室には、我々マイナビニュース +Digital編集部のほかに、富士通クライアントコンピューティングの新入社員も参加していたのですが、途中から同社の大隈社長が組み立て作業に飛び入り参加。フレキシブルケーブルの挿し込みなど、難易度の高い作業も手際の良くサラリとこなし、手先の器用さを披露していました。

組み立て作業をしながらも、その合間にパーツを指し示しながら「こういうところの肉をすべて抜いて(素材に穴を開ける処理)軽くしているんですね。一般的なノートパソコンと比べると、半分くらいの重さですからね。設計のみんな、がんばってます!」など、世界最軽量を実現するための工夫した箇所などを説明してくれました。

すべての組み立て作業が終わり、ようやくパソコンが完成。ACアダプターのケーブルを接続して、司会スタッフの案内とともに電源を投入すると、会場のあちこちで歓声が上がっていました。今回は、参加者全員のパソコンが無事に起動して、組み立て教室が終了しました。

動画編集講座や工場見学、ネジ締め競争も!

パソコン組み立て教室が終了すると、組み立てたばかりのパソコンを使った「FMV動画編集教室」がスタート。映像制作会社「TSKエンタープライズDC」のスタッフが動画制作の講師役として招かれ、出雲市をテーマとした15秒間のCMを作成します。パソコン前面のカメラで“WE LOVE IZUMO!”と呼びかける姿を自撮りして、それを用意されたPR用の素材映像と組み合わせて15秒の動画に編集します。

イベントの最後は、島根富士通の工場見学です。基板生産ラインの見学に加えて、ネジ締め競争やAIアシスタント「ふくまろ」との交流も用意。工場内で実際に使われている機材を使って作業を体験したり、AIアシスタントのデモンストレーションを経験したりと、見学だけではなく体験して楽しめる内容になっていました。

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