1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

【マイナス金利解除】普通預金金利が何%であれば預貯金の預け替えを検討する?

マイナビニュース / 2024年10月8日 12時5分

「普段利用する金融機関から他の銀行への預貯金の預け替えを検討する際に、預金金利の高さを重視する」と回答した人(343人)を対象に、「他行の普通預金金利が何%であれば預貯金の預け替えを検討するか」を調査した。

他の金融機関の普通預金金利が1.0%以上であれば、65.0%が「他の金融機関への預貯金の預け替えを検討する」と回答した。また、他の金融機関の普通預金金利が0.25%であっても、21.0%が預貯金の預け替えを検討すると回答した。

預貯金を預け替える金額に関しても併せて調査したところ、「普通預金金利が0.1%~0.5%未満の金融機関があれば預貯金の預け替えを検討する」と回答した人の預け替え平均額は579万円以上であり、「普通預金金利が2.0%以上の金融機関があれば預貯金の預け替えを検討する」と回答した人の預け替え平均額は403万円以上だった。

預貯金の預け替えを検討する普通預金金利が低い人ほど、預け替えを行う金額も大きい傾向が見られた。金利感応度が高い人は金融リテラシーも高く、預け替えの検討対象となる金融資産を多く保有していると考えられる。

○住宅ローン返済額が2割増加すると、2割の人が返済できなくなる可能性がある

「住宅ローンの残高がある」と回答した人(95人)を対象に、「毎月の住宅ローン返済額が何%程度増加した場合、家計を見直したとしても住宅ローンの返済ができなくなるか」を調査した。その結果、返済額の増加により「返済できなくなる」と回答した割合の合計は52.6%、「返済できなくなることはない」と回答した割合は47.4%だった。

返済できなくなる増加額を水準別に見ると、現行の返済額から30%~100%程度返済額が増加すると、32.6%の人が返済できなくなると回答した。ただし、多くの人が選択している変動金利型の住宅ローンには、一般的に「5年ルール」や「125%ルール」が適用される。そのため、毎月の住宅ローン返済額がこの水準まで増加することは少ないと考えられる。

一方、住宅ローン返済額が20%以下の水準で増額(125%ルールの対象にならない)にとどまった場合、返済できなくなると回答した割合は20.1%だった。家計状況によっては、返済額増加の負担が大きいことが示唆される。特に、最近住宅ローンを借り入れた人や物件価格や地価の高い都市部に住む人は、住宅ローン残高が多く、金利上昇により返済が難しくなる可能性が高くなると推察される。

「5年ルール」などが適用される変動金利型の住宅ローンでは、ローン金利が上昇しても直近5年間の毎月の返済額への影響は小さくなる。しかし、負担を後ろ倒しにしているだけであるため、住宅ローンの貸し倒れリスクが顕在化する可能性には注視する必要がある。
(Yumi's life)



この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください