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都内でマンション価格が上がるのはどこ? 不動産のプロが予想する4エリア

マイナビニュース / 2024年10月3日 10時16分

画像提供:マイナビニュース

居住用の物件でも、投資用の物件でも、気になるのはその資産性。今後、価格の上昇が見込まれる都内の注目エリアについて、不動産ナビゲーターの渕ノ上弘和さんが解説します。

○有明

「有明」は、国家戦略特区の有明ガーデンを軸にした「シティタワーズ東京ベイ」の流通価格の好調な価格上昇が地価の上昇を押し上げ、東京都・住宅地の基準地価上昇率でトップ5に入りました。未開発である広大な空き地も残っているため、その開発可能性にも期待が高まります。

さらに12日には、複合型スポーツレジャー施設「有明アーバンスポーツパーク」を開業するなど、都・区が単純に「住宅を積み重ねる計画」を採用していないことが、勝どき・晴海などの他の湾岸エリアとの差別化になるとも考えています。

今後の街づくりに注目したいエリアです。
○港区港南

「リビオタワー品川」の盛り上がりは記憶に新しいですが、田町駅と品川駅の間で開発が進んでいるエリアです。現在、最寄り駅となる高輪ゲートウェイ駅へは、駅の西側からしかアクセスができませんが、2025年3月には線路を挟んだ駅の東側・港南地区つながる、歩行者専用道が整備される予定です。駅からのアクセスが向上し、より魅力的なエリアとなるでしょう。

新しい街がつくられ、そこにリビオブランドのマンションができるということは、個人的にはゲームチェンジであると感じています。

ただ、今想定されているマンションの"平米単価200万円"が、妥当か否かは丁寧に考える必要があるでしょう。
○成増

湾岸エリアは、東京の居住用住宅地のベンチマークになりうると考えています。理由は以下の通りです。

キャッチーな好仕様物件が多く供給されている
無電柱化(共同溝)をはじめとした各種防災上のケアが公表されている
歩道・道路等が広くフラットである

こういった住宅地としての魅力は理解できるものの、費用対効果が合わないのでは……? という疑義が生ずると、翻ってもともと人気の高い、「ゲートシティへの利便性が高いエリア」が再度見直される状況が生じます。

このような観点から、各沿線のゲートシティである渋谷・新宿・池袋を軸にその街の利便性を勘案した際、板橋区は私が数年前から注目しているエリアの一つです。

特に直近で割安感があるのが「成増」です。東武東上線、副都心線・有楽町線で主要オフィス街まで30分程度という、現状の住宅としての人気要件を満たしており、賃料を含め伸びてきているエリアと言えるでしょう。
○目黒

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