仕事の効率を「1ヶ月、1週間、1日」でアップさせるコツ! 大切な自分の時間を確保

また、予期せぬ出来事に対応するために、少し余裕を持ったスケジュールを心がけることも大切です。
1日の仕事を効率化する～5つに絞る! 重要なことに集中する～

1日単位での効率化では、朝の段階で「今日のやるべきこと」を明確にすることが重要です。

ただし、ここで忘れてはならないのは、仕事だけでなく「自分時間」や「家族との時間」をどのように確保するかを考えることです。
○タスクは5つまでに絞る

爆速ノート術では、1日のタスクを多くても5つに絞ることを推奨しています。しかし、「5つに絞るなんて無理!」と感じる方も多いでしょう。特に職種や状況によっては難しいこともあります。

でも、ここで伝えたいのは「5つにすること」が目的ではなく、「本来やるべきことにフォーカスする」ことです。タスクが多すぎると、どれも中途半端に終わってしまうリスクが高まります。

だからこそ、まずは優先順位をしっかりとつけて、重要なタスクに集中することが大切です。これが結果的に効率を上げ、心に余裕を生むことにつながります。

さらに、あえて「自分時間」のタスクも含めてみましょう。例えば、「30分間の読書」や「夕食後の家族団らん」など。これを意識的にスケジュールに組み込むことで、仕事の時間もより効果的に使えるようになります。
○終わりの時間を決めておく

1日の終わりに「これをやり切ったら終了!」と自分で決めておくのも効果的です。

例えば、「18時までに仕事を終えて、18時半からは家族と夕食を楽しむ」といった具合に。終わりの時間が決まっていると、その時間に向けて仕事のスピードも自然と上がります。

気持ちよく仕事を終えられることで、家族や自分の時間を大切に過ごすことができます。
仕事のスピードを上げる本当の理由
○テクニックを超えて、自分時間を手に入れる

世の中にはノート術や時間管理術のテクニックがたくさんあります。書店には関連書籍が並び、ネット上でも多くのノウハウが紹介されています。

それなのに、実際に「効率よく仕事ができている」と感じる人はまだまだ少ないのが現実です。これは、多くの人がテクニックを知ることだけで満足してしまい、それを自分の生活にどう活かすかが見えていないからかもしれません。

本当に大切なのは、テクニックを使って自分の時間をどう豊かにするかだと思います。

会社での成果ももちろん大事ですが、僕にとって何よりも大切なのは「自分の時間」と「家族との時間」です。仕事が忙しくても、プライベートを充実させることで心に余裕が生まれ、結果的に仕事の生産性も上がるはずです。

効率化の目的は、単に仕事を早く終わらせることではなく、「自分時間」を手に入れること。だから、まずは自分や家族のための時間を確保することから始めてみませんか?

一緒に、効率的に仕事をこなしながら、豊かなプライベートを楽しむ方法を見つけていきましょう！

○著者プロフィール：THEオトウサンノヒミツキチ・Kei

1984年生まれ・2児の父。元ミュージシャンで老舗企業の執行役員を経て、現在は勉強会講師やYouTubeなどで考える魅力を発信中。著書『A4・1枚で全ての仕事を可視化する爆速ノート術』、音声メディアVoicyのパーソナリティ/コミュニティ『Bizque』運営中。
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