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東京都、性別年齢を問わない「卵子凍結セミナー」初開催 - 300名超が参加

マイナビニュース / 2024年10月4日 18時3分

A. 卵巣予備能を知る指標として、AMH(抗ミューラー管ホルモン)の血液検査があります。また、低膣超音波で卵巣に見える胞状卵胞という黒い小さい丸の数を数える方法があります。しかし、これらの方法は低用量ピルを長期にわたって内服しているような場合には、実際の卵巣予備能よりも数値や超音波の所見というのが低く出る傾向があります。その点もきちんと説明してもらえる医療機関で話を聞いてみるのがよいでしょう。

Q. 凍結した卵子の保存可能期間はありますか?

A. 技術的に保存可能期間というのはありません。また、技術的に何年以内に使用しなければいけないという目安もありません。

ですが、利用に関しては、"女性の生殖年齢を超えない"ことが社会的ルールになっています。生殖年齢というのは具体的に何歳ということはなくて、多様な考え方があるため、凍結保管する医療機関の説明内容をよくご確認いただければと思います。

最後に片桐氏は、「今、SNSなどで卵子凍結の情報があふれていますが、公共性の高いところからニュートラルに発信されている情報を参考にしてみてください。例としては東京都の取り組みをはじめ、日本産科婦人科学会や日本生殖医学会などです」と、情報収集のポイントについても触れた。

※出典元:Liang. and MutanT. Advances in Experimental Medicine and Biology. 2016 および Practice Committees of ASRM. Mature oocyte cryopreservation: a guideline. Fertil Steril.2013より

矢吹結花 やぶきゆか 編集者・ライター。旅とお酒とスポーツが大好き。ライフスタイルやヘルスケア系の記事を担当しています。 この著者の記事一覧はこちら
(矢吹結花)



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