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『占拠』シリーズから『潜入兄妹』へ…尾上Pが語る“王道エンタメ”を作り続ける理由

マイナビニュース / 2024年10月5日 6時0分

○「それでも王道を恐れずにやっていきたい」

以前、「日本のエンタメは韓国に比べ20年遅れている」との言葉が話題になったが、ドラマ『SHOGUN 将軍』がエミー賞過去最多となる18冠を獲得するなど、日本のエンタメには追い風が吹いている。

「『SHOGUN 将軍』の成功から感じたのは、普遍的な話の作り。人が人を愛し生きていく、大事な人を守り愛しながら自分の中の虚栄心と向き合い、昇進出世していく喜びのようなものは、たぶん全世界共通で、基本的なところは世界中一緒なんだなと思えた瞬間でした。海外から見て日本の時代劇はいわゆる“異世界の文化”でしょうが、そこに世界の共通項があることで想いが伝わる。そうした人類の“普遍”を見いだした作品が日本から今後どんどん出てくるかもしれません」

尾上Pは「今後も“恥ずかしげもなく”というのは言い方が悪いですが、それでも王道を恐れずにやっていきたい」と力を込める。

「今回のドラマでも王道の“面白さ”をベースに、観た後に何らかのテーマが心に残るような作品にしたい。また裏テーマとしては“お金”。お金で人の命は買えないとはいいますが、一方でお金があれば高い手術もできるし、良い教育も受けられる。現実的に今の日本は物価高で皆さんが大変な思いをしており、“きれいごともあるが、結局お金は大事だろう”みたいなせめぎ合いがあると思う。“お金って何だろう”…これが最終的に心に残ってくれたらうれしいですね。また『占拠』シリーズから、誰かが出演するかもしれません。それもお楽しみに」

衣輪晋一 きぬわ しんいち メディア研究家。インドネシアでボランティア後に帰国。雑誌「TVガイド」「メンズナックル」など、「マイナビニュース」「ORICON NEWS」「週刊女性PRIME」など、カンテレ公式HP、メルマガ「JEN」、書籍「見てしまった人の怖い話」「さすがといわせる東京選抜グルメ2014」「アジアのいかしたTシャツ」(ネタ提供)、制作会社でのドラマ企画アドバイザーなど幅広く活動中。 この著者の記事一覧はこちら
(衣輪晋一)



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