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【TGS2024】“ニャっ得”の楽しさに大満足! 「Selected Indie 80」で遊んだ“猫ゲーム”たち

マイナビニュース / 2024年10月4日 15時27分

試遊プレイでは、野良猫になるか、オリーブと共に家で過ごすか、ドーンが葛藤する様子が伺える。しかし、どうやら製品版のその後の展開としては、ドーンは自分とそっくりな「偽猫(COPYCAT)」に居場所を奪われてしまい、街を彷徨い歩くことになるようだ。帰り道を探しながら、ドーンとプレイヤーは「家」という場所の真意を考えさせられる。

可愛らしい猫のゲームかと思いきや、猫を飼う責任の重さや自己認識を問われるなど、奥深さを感じる作品だった。『偽猫物語(COPYCAT)』は2024年9月20日に発売され、Steamにはデモ版も用意されているので、気になった方はぜひプレイしてみてほしい。

「見えすぎる目の能力」で事件を解決! 『Detective NEKKO - ディテクティブネッコ -』

最後に紹介するのは、日本のゲームクリエイターのアラ氏が手がけるミステリーアドベンチャー『Detective NEKKO - ディテクティブネッコ -』だ。可愛らしいデフォルメキャラクターが印象的で、「Selected Indie 80」のなかでも筆者が特に楽しみにしていた作品である。

本作は、新米探偵の主人公「ネッコ」と相棒の「ジケンボ」がタッグを組み、「見えすぎる目の能力」を駆使して事件を捜査していくミステリーアドベンチャーゲームだ。

「TGS2024」の会場に用意された試遊台では、物語冒頭のネッコとジケンボの出会いを体験できた。真っ暗な部屋で目覚めたネッコは、奥に佇むジケンボに「おはなし しようぜ」と声をかけられる。ジケンボの姿をハッキリと見ることはできず、しかも自身が何者であるかが分からないと言う。そのくせネッコのことは「見えすぎる目の能力」を使って知り尽くし、名前や年齢、ネッコが探偵であることに加え、ジケンボを警戒していることまで言い当ててきた。

不穏な雰囲気が漂うなか、ジケンボはネッコに自身の正体を明らかにしてほしいと依頼する。「ダイジなのは よくミることだぜ」と、アドバイスをしたところで、ネッコは元いた現実の世界へと帰された。

ポップなキャラクターデザインから、朗らかな雰囲気のゲーム作品を想像していた筆者だったが、実際にプレイしてみるとミステリー要素が強く、シリアスな展開にどんどんと引き込まれていった。キュートな見た目に反し、ネッコが探偵らしく淡々とした口調で話すのも実に魅力的だった。

現実の世界に戻ると、ジケンボは鞄に姿を変えてネッコをサポートする。ネッコに「見えすぎる目の能力」を説明し、その能力を使えば「相手からどれだけ信頼されているか」が見えることを教える。

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