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20代の指名買いも増加、コロナ後のミラーレスカメラの売れ筋 - 古田雄介の家電トレンド通信

マイナビニュース / 2024年10月4日 17時0分

画像提供:マイナビニュース

今回は、ビックカメラ有楽町店にミラーレス一眼カメラの売れ筋を尋ねました。

売り場全体で見ると、ここ数年は順調な右肩上がりを続けているそうです。その理由について、カメラコーナー担当の石毛志弥氏は「コロナが明けたことと、免税で購入する動きが加速したこと、この2つが大きいと思います」と言います。さらに「コロナ禍で手放した人が再びカメラを手に入れようと上位機を買われたり、スマホよりもはっきりと良い写真を撮りたいということで、入門機としてもハイスペックなモデルが人気を集めたりと、全体的に単価が上がっている感もあります」といった動きもあるようです。

性別で見ると、入門機は7対3の割合で女性ユーザーが多く、ハイエンドクラスは男性が中心という構図になっており、売り場に集まるユーザーは明らかに広がっているそうです。

新たな風が吹いているこのジャンルで、とりわけ売れているのはどんな機種なのでしょうか。石毛さんにいただいた「初めてのミラーレス一眼選びの3ポイント」を踏まえて、売れ筋ランキングを順に追っていきましょう。
○<初めてのミラーレス一眼選びの3ポイント>

写真のきれいさで比べるべきは、画素数よりもセンサーサイズ。ただ、センサーサイズが大きくなるほど高価でボディも大きくなりやすい。
次に重視すべきは見た目。長く付き合って趣味として育てていける外観のものを選びたい。
そのうえで持ちやすさを確かめるのがベター。実機なら、重量や形状だけではつかめないものも見えてくる。

※本文と写真で掲載している価格は、2024年8月27日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見てください。
第1位:フルサイズでコンパクトな「α7C II」

一番人気に挙げられたのは、ソニーのフルサイズモデル「α7C II」でした。ソニーEマウントのレンズに対応しており、ズームレンズキットの価格は361,900円。高価でハイスペックなフルサイズモデルながら、入門機として購入する人もいるそうです。

「フルサイズ機としてはコンパクトで、重量もボディのみで約429gと軽量です。スマホでは撮れないきれいな写真を求める方が、『それならコレを』と選ばれることがありますね。もちろんスペックはハイエンドに近いので、ステップアップして入手される人もいて、少し珍しい売れ方をしていると思います」

第2位:動画に強くて割安な「VLOGCAM ZV-E10 II」

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