1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. 芸能総合

『光る君へ』まひろと道長の仲に悶々とする赤染衛門に視聴者最注目 第37話画面注視データを分析

マイナビニュース / 2024年10月6日 6時0分

ききょうにとって皇后・藤原定子(高畑充希)は絶対的な存在。定子の素晴らしさを後世に伝えるために執筆した『枕草子』を、定子の夫である一条天皇は日々読みふけり、今は亡き定子を偲んでいた。ところが、一条天皇の寵愛は道長の娘である中宮・藤原彰子に移り、その原因はかつて親しくしていたまひろの書いた『源氏物語』であると知ったききょうの心中はいかばかりのものだろうか。

SNSでは、まひろに敵意をむき出しにするききょうに、「ついに紫式部VS清少納言! 来週がすごく気になる」「清少納言、すでにバチバチやな」「ききょうさんとまひろさんにはズッ友でいてほしかった」「ききょうさん、怖いな…」などのコメントが寄せられている。2人の女流作家の関係は、このまま終わってしまうのだろうか。

史実では、紫式部のほうが、清少納言に対してバチバチの感情を持っていたようである。清少納言が紫式部について言及した記録は残っていないようだが、紫式部は『紫式部日記』で清少納言について記述している。「得意げに漢字を書き散らしているけど、よく見たら足りないところがある」「人より優れているように見せようとしているけど、そんな人の行く末はしれている」といったかなり辛辣な内容だ。作中でもここまで険悪な関係にまで発展するのだろうか。

ちなみに紫式部の娘・大弐三位(賢子)と清少納言の娘・上東門院小馬命婦(じょうとうもんいんこまのみょうぶ)は、共に彰子に仕えるようになる。「2人の才女」の間には強い因縁が感じられる。

●賢子、母への思いが爆発
3番目に注目されたシーンは20時23分で、注目度81.0%。賢子(梨里花)が母への思いを爆発させるシーンだ。

里帰りしていたまひろのもとへ、中宮・藤原彰子の使者が手紙を運んできた。早く藤壺へ戻ってくるようにとの仰せだ。父・藤原為時は手紙を読み終えると、「はあ…帰ってきたばかりだというのに、もうお召しか。よほど中宮様に気に入られておるのだな」と、ため息をついた。「左大臣様にも、よくしていただいておるのだろう? お前が幸せなら、答えずともよい」感慨深げに為時がつぶやく。「父上。賢子のことでございますが…」「あの子にも、そのうちお前の立場は分かろう」まひろは自分に懐かぬ娘・藤原賢子のことが気にかかる。

「姫様のお帰りにございます」乙丸(矢部太郎)の声が響き、賢子は相変わらずぎこちない様子でまひろの前を通り過ぎていく。「賢子。母上は、土御門殿にお戻りだ」為時が言うと、「一体、何しに帰ってこられたのですか?」賢子の言葉にまひろの顔がこわばった。「内裏や土御門殿での暮らしを自慢するため? いと(信川清順)や乙丸も、変な顔をしてました」「賢子の顔が見たいと思って、帰ってきたのよ」「母上はここより、あちらにおられる方が楽しいのでしょう?」賢子はこれまで抑えてきた感情を吐き出した。「お前の母は働いて、この家を支えてくれておるのだぞ」見かねた為時が助け船を出すが、賢子は止まらない。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください