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キティちゃんに96歳のサンリオ創業者が込めた反戦の思い――取材Dが“迫力”を感じた「戦争だからしょうがない」への怒り

マイナビニュース / 2024年10月6日 6時0分

そこで、ナレーションとして白羽の矢が立ったのは、柏木由紀。収録を終えて、「小さいころからサンリオのファンで、いちご新聞も毎月買って読んでいました。いちご新聞やキティちゃんに込められた思いを初めて知り、改めてその魅力に気づきました。だからサンリオが好きになった、その答え合わせになったようでした」と感想を語っていた。

そんな彼女が吹き込んだ声を聞いて、渡辺Dは「優しい声が辻さんの雰囲気にも合っていました。また、柏木さん自身のサンリオへの思いも加わったことで、辻さんのメッセージをより強く、多くの人へ伝わるようになったと思います」と手応えを感じている。

今回の取材中に、自身の5歳の娘と3歳の息子に、サンリオショップで購入した商品をプレゼントしたという渡辺Dは「物に頼って子どもに喜んでもらおうというのは、ちょっとカッコ悪いなと思っていたんですが、今回の取材を通して、それで何もやらないことのほうがよっぽどつまらないと気付かされました」と、コミュニケーションツールとしての有効性を身を持って実感。

さらに、「今回の作品は、自分の子どもたちが10年経った頃に見せようと考え、主にそうした若い人たちに向けて作りました。戦争反対のために個人でできることは限られるかもしれないけど、友達と仲良くすることから様々な人と分かり合えることができる――そんなことを感じてもらえたら」と願っている。
(中島優)



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