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【TGS2024】『ドラクエ』『ロマサガ』『FANTASIAN』、スクエニブースで懐かしくも新しいRPGを堪能

マイナビニュース / 2024年10月7日 10時52分

当日は盗賊「カンダタ」と写真撮影できるスポットや、精巧に作られた「ロトの鎧」の特別展示も。ドラクエファンには歩くだけでも楽しいブースだった。

お願いだから流行ってくれ! 『ロマサガ2』試遊

続いては『ロマンシング サガ2 リベンジオブザセブン』。原作は1992年発売のスーパーファミコン向けRPGだ。対応機種はNintendo Switch、PlayStation 4(PS4)、PlayStation 5(PS5)、Steam。発売予定は2024年10月24日(Steam版は10月25日1時に発売予定)だ。

こちらもいくつかのハードに移植されているが、本作はビジュアル、ゲームシステムなどあらゆる要素を再構築したフルリメイク。原作をやり込んだ身としては、今年6月のリリース発表はまさに青天の霹靂だった。『ロマサガ2』が令和にリメイクされるなんてこと、あるんだ。

戦闘中に確率で新たな技を覚える「閃き」、主人公の皇帝がステータスを引き継ぎながら世代交代を行う「皇帝継承」、プレイヤーが自由に攻略順を決められるフリーシナリオ……。コアとなるシステムはもちろん、シナリオやBGMなど原作の良さを本作は最大限引き継いでいる。

また、現代からすると不親切に感じられるマスクデータ(ゲーム中、明示されない内部データ)をわかりやすくプレイヤーに伝えたり、難易度を選べたり、遊びやすさが格段に向上しているのも感じられた。

何より戦闘のテンポがいい。ボタンを押して攻撃が終わるまで、アニメーションもテキパキと動く。また、タイムライン方式の採用や、弱点を突いて連携ゲージを溜めるシステムにより、「やることがないから通常攻撃」のような、お茶をにごす行動がなくなったのも良いポイントだ。

試遊では「スービエ」戦と「ゴブリンの巣」攻略を選べた。筆者は「ゴブリンの巣」攻略~「ソーモン」攻略を選択。詳細は省くが、原作とは異なる追加イベントがあって、これがまた良かった……。

なお、「TGS2024」では、スペシャルステージの催しもあり、イベント中に本作のプロデューサー・田付信一氏が残した次のコメントが印象的だった。

「サガシリーズはかつて4本のミリオンセラーを出すほど大きなタイトルでした。ただ、近年はそうした状況から遠ざかっています。なので、この素晴らしいタイトルをより多くの人たちにプレイしていただきたいと思いリメイクしました」

サガシリーズは一作ごとに独創性のあるシステムに挑戦しているイメージがある。どれも噛めば噛むほどに味がする楽しさがある一方で、楽しめるまでハードルが高い部分もあり、セールスにつながらない面があったのかもしれない。

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