【TGS2024】『ドラクエ』『ロマサガ』『FANTASIAN』、スクエニブースで懐かしくも新しいRPGを堪能
マイナビニュース / 2024年10月7日 10時52分
本作の遊びやすさは思い出補正抜きに楽しめる仕上がりに感じた。ぜひシリーズ初見のプレイヤーにもプレイしてみてほしい。サガシリーズ、めちゃくちゃ流行ってください、お願いします……。
FF生みの親が手掛けるジオラマ表現がすごい! 『FANTASIAN』試遊
最後に紹介するのは『FANTASIAN Neo Dimension』。「ファイナルファンタジー」シリーズの生みの親である坂口博信と植松伸夫が再びタッグを組んだ意欲作だ。
もともとはApple Arcade向けにリリースされたタイトル。本移植により、Nintendo Switch、PlayStation 4(PS4)、PlayStation 5(PS5)、Xbox Series X|S、Steamで遊べるようになった。移植にあたっては、豪華声優陣によるキャラクターボイス対応や難易度設定が追加されている。
本作の目玉はなんといっても、手作りのジオラマとCGが融合した特異なビジュアル。3Dモデリングのキャラクターが、作り込まれた模型状のフィールドを駆け回る絵づくりには、新しさと懐かしさが同居する不思議な感覚を覚える。
また、システム面にもユニークな試みがある。その名も「ディメンジョンシステム」。本作はランダムエンカウントを採用しているが、エンカウントした敵とのバトルは異次元にストックできる。ストックした敵とのバトルは30体分まで溜め込められ、あとで一度にまとめてバトルできるのだ。
まとめて戦うとなると、当然、敵は大量になる。ここでもう1つのシステムである「スキルの軌道操作」が活きてくる。本作ではスキルごとに軌道を設定でき、軌道上であれば多くの敵を巻き込むことができるのだ。さらに、異次元に送った大量の敵と戦う「ディメンジョンバトル」では、スキルの軌道上に巻き込むことで有利な効果を得られる専用ギミックも登場するなど、戦略性の増したバトルが楽しめる。
なお、「TGS2024」期間中にはFFシリーズとのBGMコラボも発表された。『ファイナルファンタジーピクセルリマスター』、リメイク版『ファイナルファンタジーVII』、『ファイナルファンタジーXIV』、『ファイナルファンタジーXVI』といったタイトルのBGMをバトルBGMに変更できるとのこと。植松伸夫ワールドの大盤振る舞いだ。
対応機種が一挙に増えたことで、ファンの輪がさらに広がりそうな本作。発売予定は2024年12月5日だ。
以上、3作品の試遊レポートをお届けした。TGSの4日間は、どのブースも大盛況。ジャンルの多様化が進む昨今でも、伝統的なコマンドRPGの系譜に連なる作品の根強い人気を感じた。
(水嶋洋大)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
HD-2D版『ドラクエ3』は大満足の出来?「往年ファン」が試遊プレイした率直な感想【TGS2024】
マグミクス / 2024年9月27日 21時20分
-
『FANTASIAN Neo Dimension』は「探索したい」「雑魚戦の回数を抑えたい」のいいところ取り! ボス戦の手ごわさで、RPGの基本と柔軟な姿勢の必要性を改めて実感【TGS2024】
インサイド / 2024年9月27日 16時40分
-
5年ぶり出展のSIE、PS5 Pro実機展示に『モンハンワイルズ』試遊も【TGS2024】
マグミクス / 2024年9月26日 14時19分
-
HD-2D版『ドラクエ3』ゲーム紹介トレイラー公開!新要素「モンスター・バトルロード」の流れなどを紹介―TGS2024では世界初の試遊出展も
インサイド / 2024年9月26日 11時40分
-
スクエニ『FANTASIAN Neo Dimension』、TGS2024にて坂口博信×植松伸夫スペシャルトークステージが開催決定
クランクイン! / 2024年9月9日 15時0分
ランキング
-
1Windows 11 Ver.24H2が登場 Copilot+ PCとそうでないPCで実質Windowsが2つに分かれる
ASCII.jp / 2024年10月6日 10時0分
-
2バッテリーは実測20時間超え!! ついに発売となったCoreUltra2搭載ノートPC「Zenbook S14」 実機レビュー
ASCII.jp / 2024年10月7日 9時0分
-
3おサイフケータイ、急速充電機能は…スマホメーカー社員が「使わないスマホの機能」4選
日刊SPA! / 2024年10月7日 8時53分
-
4Windows 11 version 24H2に複数の不具合、提供を一時停止
マイナビニュース / 2024年10月7日 9時22分
-
5iPhoneは「新品」と「中古」のどちらを選ぶべき? 中古モデルではまりやすい落とし穴
ITmedia Mobile / 2024年10月7日 10時23分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください