1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

ボルボ「EX30」で京都~東京のロングドライブに挑戦! BEVで長距離は無謀か快適か

マイナビニュース / 2024年10月8日 11時30分

目指したのは25km先の滋賀県大津市にある石山寺。あの紫式部が、琵琶湖に浮かぶ月を見て源氏物語の着想を得たという寺だ。NHKの大河ドラマ『光る君へ』では、主人公のまひろ(紫式部)と左大臣・藤原道長にとっての運命の場所として描かれた。

朝が早かったので、瀬田川沿いにある門前町の土産物店は開店前。BEVらしく静かなアプローチで山門前まで侵入し、たまたまそこにいた関係者に一声かけて仁王像バックの写真を撮影することができた。日本古来の伝統美と、最新の北欧デザインのコントラストはいかがだろうか。
京都~東京間の走行に経路充電は何回必要?

石山寺を出発して次に目指したのは、行程のほぼ中間地点となる約200km先の新東名・浜松SA(サービスエリア)。スマホアプリの「高速充電ナビ」で確認すると、ここ(上り)には90kW6基、150kW2基の急速充電器(CHAdeMO)が備え付けられていて、リアルタイムで確認できる使用状況はガラガラだった。

新名神高速から伊勢湾岸道路のランドマークであるナガシマスパーランドや名港大橋を順調に通過していくEX30。ACCを制限速度に合わせておくだけで、まったく平穏なドライブだ。

筆者のiPhoneにはAmazon Musicで選んだユーミン、大貫妙子、吉田美奈子、山下達郎など1970~80年代のニューミュージック(今はシティポップスと呼ばれている)がたくさん入っているので、Bluetoothでつないで旅のお供にする。普段からクルマの中で聞いている曲たちだけれど、高速走行中でも車内が静かなのと、ダッシュボード上に取り付けられたharman/kardon製のサウンドバーによって、いつもよりいい音に聞こえてくるのがちょっと悔しい。

京都から233km走った浜松SA到着時点では、バッテリー残量がちょうど50%で残り航続距離が223kmになっていた。電費は14.9kWh/100kmだ。

充電スペースは敷地内に入ってすぐの場所にあるので、お昼時で混雑する一般駐車場で、どこに停めようかと空いた場所を探す必要がないのがありがたい。ここには90kWにつないだ日産自動車「サクラ」が1台いただけだったので、迷わず150kWの充電器に接続。充電をスタートすると「グオオーン」という低音が響き、強力に電気を送り込んでいる様子が伝わってきた。

30分間の充電でバッテリー残量は85%、航続距離は375kmまで回復した。センターディスプレイには、目的地「ボルボ スタジオ東京」までの残り距離234km、走行時間2時間55分との表示が。ただ、到着時点でのバッテリー残量(予測)は8%と赤い表示が出ていたので、ちょっと心配になる。そこで、116km先の駿河湾沼津SA(上り、90kW4基、150kW2基)に入って今度は90kWにつなぎ、残量を55%から86%、航続距離を375kmまで回復させて安心して帰ることにした。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください