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シャオミがGoogleとの連携で「Gemini nano」搭載などAI機能を強化、両社のキーパーソンが語る

マイナビニュース / 2024年10月7日 19時38分

画像提供:マイナビニュース

シャオミは9月25日に開催されたグローバル発表イベントで、「Xiaomi 14T」「Xiaomi 14T Pro」をはじめ、今後リリースするスマートフォンに、多数のAI機能を搭載することを明らかにしました。各社がAI機能に注力する中、Googleとの連携を強調。発表会にはGoogleの担当者もゲスト登壇し、「Xiaomi 14T/14T Pro」に標準搭載される生成AI「Gemini」について語りました。またイベント後には、シャオミ/Google両社の担当者が、メディアのグループインタビューに応じました。

シャオミではすでに、写真の背景を補完する「AIスマート画像拡張」や、写真の一部を削除する消しゴム機能、自身のポートレートを生成できる「AIポートレート」など、いくつかのAI機能を提供しています。「Xiaomi 14T」シリーズ以降はさらに、多くのAI機能を利用できるようになるといいます。

ひとつは、旅行時に役立つ通訳機能。対面/オンラインミーティング/通話のどのシーンでも「ライブ通訳」機能が利用できます。「AIフィルム」と呼ばれる、新しい機能も追加されます。自分で撮影した素材を選んで、どんな動画にしたいかをテキストで指示すれば、自動的に動画が作成できるというもの。このほか、音声を録音するとともに、話者を区別して文字起こしができ、さらに要約もできる「AIレコーダー」も提供されます。

「Xiaomi 14T」シリーズでは加えて、現在、Googleの「Pixel」シリーズやサムスンの「Galaxy」シリーズで提供されている「かこって検索」も利用できるようになります。またGoogleの生成AI「Gemini」も搭載されます。シャオミ インターナショナル コミュニケーションズ ディレクターのダニエル・デジャレイ氏は、イベント後のグループインタビューで、「Xiaomi 14T」シリーズ向けに、オンデバイスで動作する「Gemini nano」が提供されることを明らかにしています。

「Gemini nano」はオンデバイスで動作するため、レスポンスが速いだけでなく、セキュリティやプライバシー保護の観点からも注目されています。デジャレイ氏はグループインタビューで、「AIモデルの構築方法やデバイスの処理能力などの制約はあるものの、現在クラウドを使用しているAI機能についても、いずれはエッジ(デバイス上)で処理できるようにしたい」と語りました。

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