山田祥平のニュース羅針盤 第458回 完全ワイヤレスはオーディオからウェアラブルへ
マイナビニュース / 2024年10月8日 6時0分
オープンタイプのイヤホンの新製品が続々と登場している。
左右のユニットが対象で、左右どちらにつけてもセンサーでどちらの耳につけたかを検知して左右を正しく再生する「HUAWEI FreeClip」や、「Bose Ultra Open Earbuds」などは定番として評価されているし、「nothing(open) 」 やアクティブノイズキャンセル機能まで実装した「Xiaomi Openwear Stereo」などの新製品もある。
また、「ambie sound earcuffs AM-TW02」、「Anker Soundcore AeroFit 2」やソニーの「LinkBuds Open」 は二世代目としてリフレッシュした。
○家族の呼びかけにも屋外スポーツにも対応できるオープン型
オープンタイプのイヤホンの何がいいかというと、再生音が自分だけに聞こえることと、身の回りの環境音がそのまま聞こえることを両立している点だ。自分だけが聞こえるように音楽を楽しんでいても、来客や家族の呼びかけが聞こえないということがない。また、自分の声が普通に聞こえるので、スマホにつないで電話で通話しているときにも不用意に大声を出したりしなくなる。
形状・原理としては、メガネのように耳にひっかけて装着するイヤーカフタイプと耳たぶを挟み込むように装着するタイプが代表的だ。
耳孔の至近距離にスピーカーを置くようなものなので、あまり大きな音を出すと音漏れが甚だしいという欠点もある。それなりの騒音がある地下鉄内などで音楽を楽しむには、再生音量を高めにセットしなければ環境音に負けてしまって音楽が聞こえない。
だが、そうだと音漏れで周辺の人に迷惑をかけてしまいかねないという点には十分な注意が必要だ。音漏れがどのくらいあるのかは自分ではチェックできないので余計に慎重になる。
それでも、ジョギングやウォーキングなど屋外でのスポーツでは、周辺の音がちゃんと聞こえることで身の安全を確保できるので安心だ。ジムでのトレーニング時などにもちょうどいいんじゃないだろうか。
○どんな環境にいても自分だけの世界にこもれるカナル型
オープンタイプの究極の対抗にあるのがカナル型のイヤホンで、こちらは耳孔にユニットを突っ込んで塞いでしまう。つまり耳栓と同じだ。さらに環境音をシャットアウトするためのアクティブノイズキャンセル機能も装備して、どんな環境にいても自分だけの世界に閉じこもることができる。
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