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ビジネスパーソンの2人に1人は「理想の睡眠時間を確保できない」…約9割が重視している「スリパ」とは?

マイナビニュース / 2024年10月9日 10時33分

自身の睡眠の質に満足しているかと聞くと、「満足している」と答えた人は6.0%と少なく、「あまり満足していない」(45.8%)、「全く満足していない」(18.4%)となり、働く人
の64.2%が睡眠の質に満足していないことがわかった[図6]。

睡眠時間と睡眠の質の満足度を性年代別に見ると、睡眠時間は男女ともに20代が最も長くなっています。一方、睡眠の質の満足度は男女ともに50代・60代と比べて若年層(20代・30代)の満足度が低くなっていることがうかがえる。睡眠の質の満足度が最も高い女性60代(43.0%)の睡眠時間は、平均5.93時間と長いわけではなく、逆に睡眠時間が平均6.12時間と最も長い20代女性の満足度は30.0%と低くなっている[図7]。

そこで、睡眠時間と休息感は比例すると思うかと聞くと、「比例しないと思う」(18.3%)、「どちらかといえば比例しないと思う」(43.2%)となり、約6割の人が「比例しないと思う」(61.5%)と答えた[図8]。睡眠時間と睡眠の質(休息感)は比例しないと感じている人が多いようだという。

図6で「睡眠の質に満足していない」と答えた642人に満足しない理由を聞くと、「疲れが取れない、倦怠感がある」(58.6%)、「夜中に目が覚めることがある」(51.4%)、「寝つきが悪い」(36.0%)、「朝の目覚めが悪い」(34.4%)が上位に挙げられた[図9]。

ビジネスパーソン全員に睡眠の質を下げる原因を聞いた。「寝る前のスマートフォン使用などにより、脳が活性化しているから」(42.8%)が最も多く、次いで「ストレスや不安で眠れないから」(36.1%)、「不規則な就寝時間や起床時間で生活リズムが乱れているから」(22.7%)、「マットレスや枕などの寝具が合っていないから」(20.8%)が挙げられた[図10]。

ビジネスパーソン全員に、現在の生活の質(QOL)に満足しているかと聞くと、「満足している」と答えた人は53.3%となり、「満足している」・「していない」の割合はおよそ半々であった[図11-1]。

図6の睡眠の質に対する満足度別に見ると、「睡眠の質に満足している」と回答した人は81.6%とQOL満足度が高く、「睡眠の質に満足していない」と回答した人はQOL満足度が37.5%と低くなっている[図11-2]。睡眠の質は、生活全般、人生の質そのものを高めることにもつながっているようだという。

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